マツダ CX-5 「現時点でコストパフォーマンス最強のＣセグＳＵＶ」のユーザーレビュー

現時点でコストパフォーマンス最強のＣセグＳＵＶ

2017.3.17

総評

装備・性能・作りは飛躍的に深化（この表現がピッタリ）。エクステリア・インテリアデザインも余計な線や造形を排してこちらも好みの方向にシャープに深化。

ゴルフ7の乗り味をとても気に入っており長く乗るつもりだったが、評価額の下落幅が大きいのにビビり、車検を機に乗った事の無いＳＵＶを物色。

昔から気になっていたフォレスター、発売前の新型ティグアン・プジョー３００８・CXー５で検討を始めたが、車選びは「最新が最良」を身上としておりフォレスターは除外、納期が間に合わない３００８も（今でもこいつは気になっている)除外。

結局、ティグアンの乗り味の良さは判っていつつも、価格と装備設定の悪さにガッカリし、抜群のコストパフォーマンスと開発者のコメント（乗り心地と静粛性改善）に期待し、３年振りにMAZDAに戻る事にしました。

満足している点

安全装備・快適装備の類いは、他に思いつかないくらい充実しており、25S Lパッケージの装備充実振りは敵なしと思える。よくぞこの価格（FFで300万円切り）で作れたものだと感心。

ALHはもの凄く便利でハイテク機能！
オートレベリング機能にリコールが出ているがパーツ交換すれば問題無し、ALHとは別の機能だが連動しておりリコールを受ける必要がある。

不満な点

全ての性能が飛躍的に上がっており大きな不満は無い。敢えて言うと軽い負荷の変動で敏感にシフトチェンジするATの設定が気になる。

重量・トルク・エンジン特性からか、或いはスポーティーに動かしたいからなのか、スポーツモードスイッチもあるのでノーマルはもう少し粘る設定にして欲しかった。

デザイン

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走行性能

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高速・長距離走行をしておらず後日再評価したいが、現時点でエンジンやハンドリングに大きな不満は無い。

エンジンはもう少しトルクが欲しい気はするが、振動も少なくスムーズに良い音で回る（まだ3,000回転縛り中）。

ハンドリングは敢えて言うと、もう少しシットリ・ドッシリ感が欲しい気がするが、こちらも高速・長距離走行後に再評価したい。

街中でのハンドリングは軽快で車体の大きさを感じさせない、コーナー入口の切り始め初期段階に、車が曲がりたがる挙動を感じるのはGVCの影響かと思われる。コーナーリングそのものはよく曲がり姿勢も安定している。

乗り心地

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どちらかと言うとしなやかな乗り味、お尻で感じるロードインフォメーションのシットリ感や、路面の凸凹をいなした時にダンピングが効いた中で足が動き、振動をタイヤのゴムで丸めた感じが欲しいと思うものの、１９インチのタイヤを考えると上出来。

ライバルと思われるハリアーには乗った事が無いので比較出来ないが、フォレスター・XV・ヴェゼルと比べると明らかに上質、また、旧型比では遮音・乗り心地とも大幅に向上しており、特に後席で顕著に感じる。

マツダのネガだった硬い・跳ねる・煩いは払拭されている。

積載性

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アクセラやゴルフと比べると、高さ・幅・奥行ともに十分以上でゴルフバックが4本積めるが、何よりパワーリアゲートは思った以上に便利。

まあ、これが欲しくてLパケを選んだようなものなので。

燃費

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長距離を走っておらずこちらも後日評価になるが、片道4kmの早朝通勤使用で車載計は9km/ℓ前後。

暖気後に同じコースを走ると12km/ℓ超えるのも確認しており、ある程度の距離を走ると実燃費はかなり期待出来ると思われる。

今後は郊外路も含めてのドライブを増やす予定で、毎月の実用燃費は10km/ℓ超えを期待したい。

価格

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故障経験

無し。