マツダ CX-5 「悪くない選択肢だけども…」のユーザーレビュー

悪くない選択肢だけども…

2016.11.4

総評

SKYACTIV-D2.2のAWDで当時一番安価だったのがこのクルマでした。デビュー時から購入意欲はあり、結果現在に至ります。

300万円程度で買える選択肢として悪くないクルマです。
ただ、身内も含めたライバルもしっかり見て買うべきだと思います。

満足している点

一人乗車でもフル乗車でも加速力はあまり変わらない点。
降雪地でなくてもAWDのメリットを感じる点。

不満な点

・プラスチック部品が全体的に低品質。
・ボディの塗装が薄い為か柚子肌。ハッキリ言って軽自動車以下の品質。タッチアップペイント必須ですね。
・ドアの開閉音の品質感が前後ドアで全く違う。フロントは良いがリアはハスラーと悪い意味で「良い勝負」です。
・海外仕様を1度でも見ればいかに国内仕様の装備が省略されているか良く分かります。日本仕様は安価だからというのは言い訳になりません。ただし、カタログだけは日本が一番豪華だと思います。
etc.

デザイン

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走行性能

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オルガン式アクセルペダルで運転操作環境をウリにしているクルマですが、ブレーキペダルもオルガンペダルにしないと意味が無いと思います。
ペダル基準にすれば腕が伸び、ステアリング基準にすればABペダルの段差が大きすぎ、ペダルの角度もおかしいのでどうやっても足元が窮屈になります。妥協して背もたれ角で誤魔化しても今度は腰を痛め、ヘッドレストの角度で首を痛めるという…。
乗れば乗るほど詰めの甘さを実感します。

それと、この手のクルマだからなのか、ステアリングが軽い気がします。電動パワステだからでしょうか。
ブレーキは「コントロール重視」と言えば聞こえは良いでしょうが、どう考えても容量不足に感じます。
期待する性能はイメージより踏み込まないと発揮しません。

ディーゼルは流石ツインターボで踏み込んだときの加速力は良好です。

乗り心地

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ボディがしっかりしている為か、不快感はありません。ただ、先に述べた点が目立つ為にそこまで気にしていられないというのが本当のところです。

積載性

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積載能力は悪くありませんが、ラゲッジルームが華奢で簡単にキズが付きます。
載せられるけど載せたくありませんね。

燃費

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10キロ以上は確実に走ってくれます。
ただ、油脂代やDPF再生を考慮するとガソリンに対しての金銭的なメリットはゼロです。

価格

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故障経験

幸いな事に故障経験はありませんが、定番のヘッドライト曇りとAピラー膨張での無償交換は経験しています。