マツダ CX-5 「熟成途中」のユーザーレビュー

熟成途中

2016.2.6

総評

走行1万Kmを超えると、それなりに不満を感じる点もでてきた。人馬一体というが、ｱｸｾﾙﾚｽﾎﾟﾝｽがｲﾏｲﾁである。時折追い越し加速でﾋﾔｯﾄする時がある。ｺｰﾅｰではｽﾃｱﾘﾝｸﾞとのﾀﾞｲﾚｸﾄ感は感じるが、そのﾛｰﾙから決してせめる車ではない。あくまでもSUVとしての走行性能である。又、気になる燃費であるが、高速を95Kmを超えるような速度では極端に燃費が下がる。従って燃費を意識するとかなりｲﾗｲﾗとなる。それ以降の速度帯では速度と燃費が比例し、悪化となる。かといって市街地であるが、ｷﾞﾔが速度優先であり、60Km以上で5速80Km以上で6速という制御のようである。それ以下ではこのｷﾞﾔには入らない。制御の見直しで実用域での燃費は改善されるとは思うのだが…次にｼｰﾄであるが座面はともかくとして背や腰にあたる部分はもう少し柔らかいほうが良い。当方時折腰が痛くなり、腰にｸｯｼｮﾝを当てている。ﾘｱについてもﾏﾂﾀﾞ曰く、最適なﾎﾟｼﾞｼｮﾝといっているが、確かに座るにそうかもしれないが、長距離の移動には時折睡魔が襲ってくる。そんな時必要なものはﾘｸﾗｲﾆﾝｸﾞである。ﾕｰｻﾞｰがどのように使うのか？研究不足かな？ﾘｱの革ｼｰﾄも冬は冷たくﾋｰﾀｰのｵﾌﾟｼｮﾝすらない。ｴﾝｼﾞﾝの完成度は高いと感じるが車全体として見るとまだまだ進化して欲しい。肝心のｴﾝｼﾞﾝもﾏｲﾅｰﾁｪﾝｼﾞでも改良されておらず、この辺は欧州勢を見習うべきである。

満足している点

・ﾊﾝﾄﾞﾙを切ってｸｲｯｸに反応する
・ｴﾝｼﾞﾝ単体としては静かな部類
・多少欧州車を意識したｴｸｽﾃﾘｱと走行性能
・このｸﾗｽと装備にしては頑張っている価格
・妻が片道２Kｍの通勤に使用しているが14ｋｍ/L（燃費計）の高水準
・登りでｽﾄﾚｽを感じない
・ﾄﾙｸを背中で感じる走行性能とｴﾝｼﾞﾝの鼓動を感じる

不満な点

・高速走行での風切音の室内侵入（当方静音計画で工夫した）
・後席がﾘｸﾗｲﾆﾝｸﾞしない
・ﾊﾟﾜｰｼｰﾄのﾓｰﾀｰ音が安っぽい
・ﾘﾔｶﾒﾗが雨の日に見にくい
・ﾀﾞｯｼｭﾎﾞｯｸｽが下方向に長く、ｼｰﾄを前にすると膝があたる
・ｺｰﾅｰﾘﾝｸﾞでのﾛｰﾙ（19ｲﾝﾁにしたが17ｲﾝﾁとの差を感じにくい）
・ﾏｲﾅｰﾁｪﾝｼﾞしたがｴﾝｼﾞﾝの改良がされていない
・ﾏﾂｺﾈしか選べず地図ﾃﾞｰﾀｰの容量が不足、細かい道が表示されない。地図に特　化し、ﾅﾋﾞ自体の機能をあげて欲しい。（最大で５０ｍｽｹｰﾙ）　画面も小さく埋め込　みの処理も少しﾀﾞｻｻを感じる
・BOSEは高音域が伸びずﾌﾟﾚﾐｱﾑ感にも欠ける。高い金の価値はないと感じる
・DPF燃焼時若干臭さを感じる時がある

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験