マツダ アテンザワゴン 「2年近く乗っての再評価」のユーザーレビュー

2年近く乗っての再評価

2017.11.26

総評

　納車からもうすぐ2年を経過し、走行距離は2万ｋｍを突破したところで、「あばたもえくぼ」な状態から、冷静に評価をできる段階になった。
　しかし、不満な点も相変わらず外観と走りの良さが圧倒的で、十分ペイできてしまっている（と感じている時点でまだ「あばたもえくぼ」か・・・）。
　外観は本当に秀逸で、完成度が非常に高い。流麗、迫力感を織り交ぜながら、下品な押し出し感（最近はやり？）は抑えつつ、適度な上品さも残している。今後のマツダのデザインコンセプトも発表されているところだが、これはこれで一つの最終形態の作品として仕上がっていると個人的に思う。
　先に挙げた不満点も現モデルで幾つかは解消されており、またFMCでさらに解消され進化していくのだろう。あとは、車の耐久性。それだけ。
　今後もマツダの「傑作」を期待したい。

満足している点

・外観
・燃費（DPF再生以外）
・登坂時の加速性能
・強風でも問題ない走行安定性
・長距離でも疲れにくいシート形状
・各種先進安全装備
・純正ホーンの音
・ハンドルの皮の質感

不満な点

・後席リクライニングなし。シートの出来がいいだけに、残念。長距離移動で家族から不満あり。
・傷つきやすい内装。最近の車はみんな同じかな。擦傷耐久性を上げてほしいところ。
・DPF再生。累積された煤は大丈夫でしょうかね。
・後発の新型CX-5等、比較するとややチープさも目立ってきた内装質感。
・後部座席を倒せば長尺物は載るが、上下および開口が狭く、断念した荷物もあり。外観とトレードオフのため、仕方なし。
・窓がフルオートじゃないのは、マツダの哲学があるのかな・・・。
・ＭＣ後のレザーなしパワーシートやブレーキホールド機能が欲しい。
・精度がイマイチ、オートワイパー
・音が貧弱な純正SP（交換済）
・駐車場は今もっていろいろ気を遣う。

デザイン

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走行性能

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長距離走行では非常に高い走行性能を見せつける。一瞬限界速度まで上げたとしても車は平然。

普段のちょい乗り通勤程度では持て余し気味。車も気だるく退屈そうにしているのが伝わってくる。

乗り心地

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段差の突き上げも、当初よりは若干なくなってきたように思う。高速道路上では抜群。

積載性

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カタログ容量は良いのだが、実際は寸法によりけりで、物で選ぶ傾向がある。

燃費

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通勤乗車が増加したため、悪化。それでも、累計で17.5ｋｍ（実測）。

価格

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故障経験

なし。