ポルシェ９１１ カレラ タイプ９３０ ８９年最終型について。

Question

このタイプの最終型は、レア度が高いのでしょうか？
販売されている同タイプで限定車、スパイダーは除いて８９年最終が高額のようですが？
ご教示お願いします。

Answer 1

乗っていたことがあります。

89年最終が高額というよりは、87年にミッション（Ｇ50の導入）とクラッチの大改良があり、壊れにくく乗りやすくなったので、87-89のモデルは人気が高く市場価格も安定しているようです。

レア度についてですが、手元の資料によると、日本に割り当てられた（ディーラー車）のカレラ3.2は、87年が248台、88年が370台、89年は資料がないのですが、964の生産も始まりましたので若干それより少ないかもしれません。いずれにせよＧ50ミッションのディーラー車は1,000台弱だと思われます。
カブリオレとタルガも相当数入ってきており、クーペよりも相場が下ですので、オープンエアが好きならこちらも良いかもしれません。

89年は他の方も書かれていますが、964の生産がはじまり、なおかつポルシェ初のオンボードコンピュータが928に導入された重要な年なので、当然優秀なエンジニアやスタッフはもう終わる930よりもそちらに配置されたと思われ、通は避けると言う人もいます。

ただ、もう生産から年数が経過しているので、年式よりもコンディションで価格が決まるのはあたりまえのことですが。

オリジナル状態の88年か89年があれば買いだと思います。
良い車ですし、壊れにくい車です。
さらに、まず今後大きく市場価値が下がるとは考えられにくいので、総合的にみればとても安く乗れる車になるはずです。

質問者からのお礼コメント

９３０タイプに興味があり疑問が解決して良かったです。ご回答くださいました皆様ありがとうございました。

Answer 2

レア度が高いというよりも最終だからじゃないでしょうか。

９１１カレラ３．２ではシフトし易いミッションになったのが

’８７年からですので内容的には’８９型まで同じですから。

金額では最終年式ということで高めの設定がされている

ものと思います。こと、ターボ車では’８９型の最終が比較的

高いのは事実ですね。待望の５速ＭＴになった車でしたから。

Answer 3

８９は過去１０年間所有していました。
９３０の中では人気が高いほうだと思いますが、
９６４型とともに新工場で作られたため、
旧工場・旧工員で作られた８８までのほうが
工作精度が高いという説があり、
８８と比較してなんとなくわからないでもない、
という印象もあります。
ただ、８９のみ使用されたリアホイール８Jは貴重です。
私は８９ターボ用の９Jを入れてましたけどね。

９１１を手離して随分経ちますが、
もしこれから又乗るなら今度こそ８６を探すような気もします。
ポルシェシンクロ最終で、ギア比がクロスしていて、
多分８７以降より楽しいです。
ショートストロークで吹け上がりの良いSC（３L）もいいです。
いずれにしても９６４以降とは別物の硬派な乗り味で嵌まります。
コンデションさえ良ければスピードはもうSCでも充分なんですよ、
高速１５０+αでずーっと巡航して行けますから。