レクサス RC 「LEXUS RC200t ～振舞い編～」のユーザーレビュー

LEXUS RC200t ～振舞い編～

2017.4.21

総評

イグニッションを押し込んで流れるウェルカムミュージック。
ちょっと優雅な気持ちにさせてくれます (o^^o)

LFA譲りの可動リング型FTFディスプレイ。
インフォメーション表示が切り替わるだけで特段意味はないですが、気持ちが弾みます 笑っ

さて本題の走りですが、一言で言い表せば、「大型クルーザー」。

どっしりとしたボディと溶接スポットの増設及び強固なサイドシルロッカーのおかげで、嫌な揺れやロール感は皆無、そしてこの上なく静か (*‘ω‘ *)
※クルーザーに乗ったことはありませんが、イメージではこんな感じです 笑っ σ^_^;

車両重量＝約1700kgと 「どっしりとしたボディ」 のため軽快感や身軽さは薄いですが、２ℓターボの加速感は一瞬思考が停止するほどで、タイムラグもなくスパッときます（主観的RCZ比）。

アクセルを踏み込むと静かに、そして振動なくスムースに適切なギアへとシフトダウンされ、速度感なく怒涛の加速を始めます。

ターボ車に乗っていることを忘れさせてくれるほどの瞬発的かつクイックに溢れ出すトルク。

ラグジュアリーのカテゴリーにいるため、その気にさせるサウンドやインテリア内の視覚的な加速感はほぼ皆無で、スピードメーターをしっかり確認しなければあっという間に制限速度。
※ドライブセレクト「NOMAL」でこのポテンシャルですので「SPORT S ＋」は当面使う必要はなさそうです (^_^)

ワインディング。
コーナーからの立ち上がり。

少し踏みながらのパーシャル旋回では、思わず笑みが溢れる応答性と回頭性。
それはFRならではの「自分を中心に回る」というフィーリング。
人生初のFR駆動のため、コーナー毎に細かく感動 笑っ

扁平35/19インチを履いているとは俄に信じ難いほどの滑らかな乗り心地 (*‘∀‘)
路面からの入力が最小限に抑えられ、まるで道路に厚いビロードが敷かれたよう。

ブレーキタッチも緩やかなのに、しっかり速度を抑え込むことができる代物。
（対向車線から突如クルマが右折横断した時、強めにブレーキを踏み込んでも、揺れやGをほとんど感じることなく短距離減速できました）

パドルシフトは通常の「D」レンジでも操作可能で、欲しい加減速が的確に提供されます。
「D」レンジ時にパドルシフトで任意操作したギアは一定時間ホールドされ、必要ないと感知すれば自然と元の「D」レンジに復帰。
このタイミングが絶妙で、ドライバーの意思を割って介入することなく、とても従順。

走りに関しては十二分のポテンシャルとレスポンス。
RCZのようにエンジンサウンドやステアリングフィールなどで、積極的に走りに誘うのではなく、あくまでドライバーの黒子と徹し、欲しい時に欲しいだけのレスポンスを与えてくれる。そんな印象です。

難を挙げるとすれば、少し頼りないドライバーアシスト機能。

顕著に感じたのはAHB（オートマチック・ハイビーム）。
対向車がなく、街灯も少ない高速道路などではとても有益な装備ですが、対向車のないワインディングでも街灯がある度にライトがローに切り替わり、なかなかドライバーが望むような働きをしてくれません。
次期マイナーチェンジでAHS（アダプティブ・ヘッドライト・システム）が備わるのかもしれません。

また、RCZには標準装着されていたAFS（アダプティブ・フロントライティング・システム）がないため、少し心細く感じます。
照射範囲が広いので慣れれば、さほど気にならないかもしれません。
しかしせっかくの三眼フルLEDヘッドライトなので、GSのように動いてくれてもよかったかなと (^_^;)

標準装備のアイドリングストップ機能は、任意でOFFにすることもできますが、エンジン始動毎に操作するのは少し億劫。
と言いつつも、慣れれば優秀な機能で、再始動時の不快な音や振動は最小に抑えられており、この上ない静粛性に寄与。

またアイドリングストップ時間がリアルタイムに表示、エコ貢献度が一目でわかるエコインジケーターも相まって、ふんわりアクセルを心がけるようになりました。


～ドライビング総評～

街中では積極的にエコドライブを、ワインディングでは小気味よい爽快なアクセルワークを。

シーンに応じて持ち合わせる性格を変えて自然に馴染む。

羊にも狼にも変身できるRC200tはドライバー主体のカーライフを提供するマルチパーパス・カーです (｀・ω・´)

満足している点

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不満な点

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デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験