クーラントの流れがわかりません。 とくにエンジン側から直接出ているのが どのように流れているのかわかりません。

Question

Answer 1

図を書いておきます。
サーモスタットの取り付け位置はラジエター上側（湯の突出側）のホースへ繋がる機関側の基部に付く①突出側制御型とラジエター下側（湯のウオーターポンプ吸入側.....以下はこの型で説明）のホースへ繋がる②吸入側制御の２種が有ります。

冷却された湯ウオーターポンプの下側から吸入されます。
（ウオーターポンプ自体はポンプの能力としては非常に弱く、冷却水回路を掻き混ぜている程度と思って下さい）。この下側にはヒーターコアから戻った冷やされた湯も入ります。

ウオーターポンプの出口（羽のすぐ近く）には機関のウオータージャケットへ行く大きな水路が有りますが、これは外からは見えません（この水路はややこしいです）。
本流は①シリンダー壁とヘッドを冷却してサーモスタットの下側へ入ります。
この水路で熱せられた水は②途中で分岐されてヒーターコアへホースで入ります。
③同様ウオーターポンプ出口からの水流はISC(EGIの自動アイドル制御弁）を暖めて戻りますが機関によってはInマニに戻る機種（ガソリン霧化時のアイシング防御）、ウオータージャケットへ戻る機種。④またはエアーバルブ（Lジェトロ型のチョーク弁）を暖めてからウオータージャケットへ戻る機種やヘッドの方へ戻る機種とか色々勝手気ままです。
戻った水はサーモスタット下側に集まりサーモスタットが閉じていれば其処で右往左往してサーモスタットを温めて97℃程度でサーモスタットが開くのでラジエター上側に入り、下に行くほど冷えてウオーターポンプ下側に行き循環します。
サブタンクは膨張した水を捨てないで一時保管し、冷えたら勝手にラジエターへ吸い込まれます（故に冷却水回路は密封されている）。

ごちゃごちゃ書きましたが、機種によって皆テンでバラバラです。詳細は販社へ行き整備書の冷却水回路をコピーして貰って下さい。

御参考までに、