なぜレクサスはセダンのやる気がないのでしょうか？

Question

まず220クラウンに採用されたGA-Lプラットフォームのナロー版は開発凍結されました。この時点でISとGSのフルモデルチェンジを放棄したということです。その後GSは生産終了、ISはビッグマイナーチェンジによる現行型の延命です。

レクサスのLS、GS、ISはプレミアムブランドの重要な柱となるFRセダンです。いくら売れなくても手を抜いたり廃止したりは安易にするべきものではありません。

昨今のレクサスの新型車(フルモデルチェンジ、新発売)はNX、LX、RX、GX、TX、LBXとSUVばかりです。他にミニバンのLMもありますが、セダンはありません。

○レクサスラインナップ修正案
┃ B ┃ C ┃ D ┃ E ┃ F ┃
1┃ ┃CT┃HS┃ES┃ ┃
2┃ ┃ ┃ IS ┃GS┃LS┃
3┃LBX┃UX┃NX┃RX┃TX┃
4┃ ┃ ┃ ┃GX┃LX┃
5┃ ┃ ┃ ┃ ┃LM┃
6┃ ┃ ┃RC┃ ┃LC┃

1 FFセダン/ハッチバック
2 FRセダン
3 クロスオーバーSUV
4 クロスカントリー
5 ミニバン
6 クーペ

Answer 1

確実に売れる車しかつくらない

Answer 2

今は「セダン」として売れるには、セダンやるなら、安全性と動力性能を時速200kmぐらいでの走行を前提にしないと、「セダン」としての優位性を認識しづらいカテゴリーというか....。FFとかFRとかではなくて、安全に速く走れるかどうか。

やる気がないというよりセダンとしての基礎体力が足りないというか、世界的に高速道路の最高速度って120km/h前後だから、そのスピードを難なくこなすために、安全に無理なく200km/h出せる性能が必要だと思います。

結局、テスラが充電に時間がかかって、航続距離も今の充電池性能では限界があるのに、充電池式自動車カテゴリーで売れてるのって、安全で速いからじゃないのかなぁ？と思うんですよね。

中低速走行時のしなやかさや乗り心地と、高速走行性能の安定性って、矛盾するのかもしれないけど、素人としては、「高級セダン」というからには200km/hぐらいの安定走行性能が十分に備わっていてもオーバースペックではないと思います。

それぐらい余裕があって120km/hをしっかり楽々と走れると思います。

Answer 3

世界的に見ても、セダンが売れていないから。

現在はレクサスに限らず、他のプレミアムブランドもSUVに注力し、シェア獲得の為、懸命にフルラインナップを築いています。

とうとうフェラーリ、ベントレー、ロールスロイス等、といったハイエンドブランドまでSUVモデルを出す等、SUVは完全に高級車の一ジャンルとして認知されています。

少なくとも、オーナー自身がハンドルを握るオーナーカーについては、完全にSUVが定着しており、ブランド全体から見ても稼ぎ頭になっています。

ですから、最近のレクサスのSUV偏重ラインナップは必然の結果だと思います。

そしてレクサス最大のお得意様であり、最も重要な市場は北米市場です。
レクサスのモデル展開戦略は、常に北米市場のユーザー動向を意識したものです。

ピックアップトラックから派生したSUVが流行しているのを見て、トヨタは乗用車シャシーをベースに、SUVの実用性の高さと高級セダンの快適性を両立したクロスオーバーモデルのRXを発売し、大ヒットモデルとなりました。

このRXの成功を見て、他のライバルブランドも次々と乗用車ベースのクロスオーバーSUVを品揃えするようになり、現在のSUV全盛の嚆矢となったのはレクサスです。

レクサスは販売する地域のユーザー嗜好をしっかり調べあげて、その市場に適したモデルラインナップを用意して商売しています。

今更、廃止済みモデルを復活させる意味は無いでしょう。
CT、HS、GSの市場からの退場も、レクサスはしっかり考えて決断しています。

CTは、ハイブリッドシステム以外の「売り」がなく、結果的にライバルとのCセグメントのシェア争いに加わる事が出来なかったので、コンパクトSUVのUXと入れ替わる形で販売終了。

HSは、発売から間もなく販売不振となり、中途半端なボディサイズが嫌われた北米市場では全く見向きされなかったので、マイナーチェンジの前に追加したES300hと入れ替わるように撤退し、レクサスとしては異例の日本市場専用車両として細々と販売しながらフェードアウト。

GSは、日本国内のアリストのようなスポーツセダンではなく、ハイブリッドシステム以外で特徴の無いミドルサイズセダンとして販売した為、北米市場で本来ライバルとして戦うはずのEクラス、5シリーズに全く歯が立たずに極度の販売不振。 身内の人気モデルのESに後を託して撤退。

レクサスは、市場のユーザーからの支持を得られないモデルを、ラインナップを埋める為だけの為、ただ売り続けるだけといった愚かな事はしていません。

必ず後継モデルを用意して、ユーザーに新しく提案し続けていると思いますよ。

今や、ショーファードリブン用のフルサイズセダンを除けば、一部の嗜好家が乗るだけとなった後輪駆動セダンは不要です。

Answer 4

ここで聞くより
レクサスに聞けば

Answer 5

レクサスに限った話でもないんです。アウディもA4の次期モデルはセダンを廃止するみたいだし、VWもパサートセダンが廃盤になったりしてます。各メーカーともセダンのラインナップを整理して、SUVのラインナップを分厚くしていく方針です。

Answer 6

世界的に見てセダンは淘汰され始まっています。
ベンツもBMWも縮小傾向。
トヨタに至ってはクラウンすらSUV寄りに。
セダンはVWのアルテオンシューティングブレークのようなワゴンタイプになるか、GLE/GLCクーペのような形になるのでは？と自動車評論家も言ってます。

Answer 7

人気ないからです！