レクサス GS 「「走る、曲がる、止まる」が高次元でバラン...」のユーザーレビュー

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レクサス GS

グレード:350(AT_3.5) 2007年式

乗車形式:その他

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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「走る、曲がる、止まる」が高次元でバラン...

2008.6.22

総評
「走る、曲がる、止まる」が高次元でバランスされている優れた車だと思います。

GSの3車種は、どれも高いレベルでの一長一短があり、面白いラインナップだと思います。車全般に言えることですが、どれが良い、悪いでは無く、その人がその時に何を望むかによってベストチョイスは変わると思います。

自然で軽快な GS350
滑らかでパワフルな GS460
先鋭で次世代を見つめる GS450h

今回は圧倒的な加速よりも、気持ちの良いハンドリングに重きを置き、GS350を選択しましたが、アリストの加速感を望む人には、GS460かGS450hをお勧めします。
GS350を表現するのに「自然な」という言葉が相応しいと思います。その理由はGS460、GS450hに少なからず「不自然な」要素があるからだと思います。「走る、曲がる、止まる」という要素に仮に点をつけるとすると、GS350は「10、8、8」ではなく、「9、9、9」といった感じです。尖った性能、すなわち最高評価の10は無いのですが、「10+8+8 < 9+9+9」という観点でGS350は高く評価できると思います。その高いバランス感覚に魅力を感じる人にはお勧めです。例えば近所にちょいと出かけるときに、アリストでは出すか出さないかを考える状況でも、GS350は何も考えずに出しています。これは、車体の大きさを感じさせない軽快さの賜物です。それでいながら、高速ではアリストよりも磐石な走りを見せる、マルチタレントなところがこの車の魅力です。

IS、LSは、それぞれのセグメントにおけるベストインクラスの3シリーズ、Sクラスを意識し、GSはと言うと、GS350は5シリーズの直6モデル、GS460はEクラスのV8モデルを意識しているように思います。

現行5シリーズ(E60)は、525、530共に動力性能は十分で、接地感がしっかりとしており、硬質感に包まれた、絶対的な安心感があります。また、スタイルも、これまでのBMWの中で、現行3シリーズのクーペ(E92)と、1、2を争って、良いと思います。とはいえ、レクサスと同様、欠点もあります。レクサスには、他のプレミアムメーカーの良い点、悪い点、何でも学んだ上で、独自のブランドを築き上げ、世界に名だたる高級車ブランドになっていってもらいたいです。そのブランドを共に築き上げてい
満足している点
アリスト(JZS161)から乗り換えて、印象的なのは、乗り心地の良さと、高速での秀逸な走りです。同じ速度域で走っていても、より安心して、走り、曲がり、止まれるため、疲労をほとんど感じません。ワインディングは、1~2割増しの速度で走り抜けることができ、ハードな制動をかけても、姿勢の乱れ無くきっちり減速します。足腰もしっかりとしなやかに動き、安定感、快適感と共に、10年の差をそのまま感じられる車だと思います。特にマイナーチェンジ後のボディ剛性の高さと、足周りの充実は、特筆すべき点だと思います。あとは、トヨタの品質ならびに、保証に対する安心感です。前車では、驚くほど問題に遭遇しませんでしたし、数少ない不具合も、気持ちよく対応頂きました。

以下にGS350と比べた、兄弟車種の魅力を挙げてみます。

アリストの怒涛の加速は一枚上手です。初めてこの車に乗ったときには感動しました。

GS460の魅力は、実用域で得られるトルクの厚さと、4000回転からの強烈な加速です。アリストと同様に軽くアクセルを踏み、トルクで走ることが可能です。GS350の高回転も力強いですが、GS460のそれは更にパワフルで、過給器を積んでいる錯覚すら起こします。ギア比可変ステアリングは、街中の十字路で効果を発揮します。

GS450hは、過給器や、単なる大排気量とは異なる、新感覚の強烈な加速感を味わえ、特に0-60km/h加速は、瞬間加速装置といった印象です。また、アクティブスタビライザーに加え、電子制御サス(AVS)をSPORTにした時のコーナリングは、ローリングがしっかりと抑えられています。
不満な点
トルクは絶対的には十分なのですが、アリスト、GS460、GS450hと比べると,相対的に薄く、時として不満に思うこともあります。評価は、どの車もスロットルコントロールがPWRモードであることを想定していますが、アクセルのつきというか、ECUの設定は、GS350は穏やかで、それなりに踏まないと走りません。AI-SHIFTの介在は、アリストのころから不満で、シフトをSモードにすることにより、切ることができるというのですが、まだ何かが介在している気がします。ステアリングのレシオが低く、街中で十字路を曲がるのが、GS460、GS450hに比べて多少億劫です。AVSのSPORTモードは、乗り心地が損なわれる割には、得るものが少ないです。

以下にGS350と比べた、兄弟車種の難点を挙げてみます。

アリストは、過去の美しい思い出ですが、やはり歳を重ねた感は否めず、特に足回りは一世代前と感じます。

GS460は、電子制御技術により、それなりに良く曲がりますが、ステアリングが不自然です。ノーズの重さを完全には払拭できておらず、また低速域における微振動も気になりました。動力性能は素晴らしいのですが、間に何か一枚挟まった操舵感が残念です。

GS450hの加速感は他に無いものですが、その加速が今ひとつ不自然で、回生ブレーキも気持ち悪く感じます。トランクが狭く、トランクスルーが無いのは辛いです。単コーナーはいいのですが、連続するコーナーでは慣性(重さ)を感じます。また、これを言うのは贅沢なのかもしれませんが、エンジンが停止した状態の静寂さは、逆に外界の別の音を気にさせます。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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