レクサス GS 「BMW525i(99年モデル)からの乗り...」のユーザーレビュー

BMW525i(99年モデル)からの乗り...

2005.12.12

総評

BMW525i(99年モデル)からの乗り換えです。GSは納車まで２ヶ月待たされました。その間雑誌の特集記事では、BMWやMBには今一歩及ばずとの論調が中心で、納得して注文したはずでしたが、正直不安でした。最終選考でBMW530iと比較しましたが、試乗のレベルではなかなか決定的なところは分かりません。今、納車後２週間、約1000キロ走行しましたが、通勤路の峠越え（夜間しばしばドリフト族？の御用達となっているルート）では、コーナーのクリアスピードは、同じ安心感で10キロ近く上回っていることに気づきました。525iの時は、上り坂のヘアピンカーブ出口で、アクセル全開にして楽しむのが常でしたが、今は、半分踏んだだけで、本当に質量を感じないほど加速するので、コワくてできないのが玉にきずです。
　ドイツ車に学ぶところはもちろんあるでしょうが、十分タイマンで勝負可能と思います。米国で圧倒的に支持されるのは理解できます。しかし、最高速度表示と、クルーズコントロールの件は、早急に意識改革して欲しい。でないとやはりドイツ車には勝てないと言われそう。車を繰るのはユーザーであり、もちろん日本の道路事情に適した諸設定がされていたとしても、メーカーはマシンとしての車が危険なレベルで制限を加えるべきで、あとはユーザーの責任だと私は思います。

満足している点

BMW525i(99年モデル)からの乗り換えです。
・BMWストレートシックスに劣らない気持ちよく吹き上がるエンジン
・坂道でも本当に質量を感じさせない圧倒的な動力性能。
・ワインディングロードでも、コーナーを安心して高速で駆け抜ける事ができる。
・過度な自己主張をせず、それでいて細部に高品質を感じさせる前面・側面のエクステリアデザイン
・G-Linkなどの先進情報端末装備。プリクラッシュセーフティシステムを含め、いざという時の安心感がある。
・プリクラッシュセーフティシステムに付録に付いてくるレーダークルーズコントロール。とっても便利。もう、これ無しの車は乗れないかも。
・bluetooth対応携帯は、持っているだけで車内ではハンズフリーになる。とっても便利。
・ベンチレーション対応の皮シート。皮のつるつるした乗り心地が無く、ホールド感がとても良い。試乗した夏は涼しくて気持ちよかった。

不満な点

・エンジン音は個人の好みだが、高回転でのエンジン音はBMWストレートシックスの方が好き。GSはどっちかというと気筒数の少ないスポーツカー様の音かな？
・180kmまでしかないスピードメーター。BMWは240キロ程度まであったと思う。100キロ走行でも、メーター針が12時の位置より右に来て心が落ち着かない。スピードMaxは、車そのものが設計上安全に走行できる最高速度にして欲しい。
・115キロまでしか設定できないクルーズコントロール。遵法意識は大切だが、少なくともメーカーがユーザーに押しつける物ではない。
・ナビ画面の位置。BMWのようにダッシュボードラインにある方が視点の移動が少なく安全。
・独立して温度調整のできないエアコンの中央上部吹き出し口。（できるのはBMWだけ？）眠気覚ましにとっても便利だったけど。
・同ルート（峠越え通勤)で525iに比べて燃費が1キロ悪い（7.8km/L。慣らし運転で回転数をあまり上げてない時。今は7km/L切った事も）。排気量のプラス1000ccと、AWDによるものか？
・ちょっとリアのデザインはおとなしすぎるのでは？BMWの時は、高速で後ろにベタ付けされた事はなかったけれど、早速されてしまいました。
・対応は丁寧だが、書類・手続きの不備等を関連他社のせいにするなどし、上手に誤魔化そうとするディーラーの応対。いちいち指摘はしなかったが、「おもてなし」は、丸く収めるのではなく、正直・誠実に対応する事が第一ではないか。期待した分失望は大きく、ディーラーは100%信頼できない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験