ランドローバー レンジローバー 「至高の万能車両」のユーザーレビュー

サンデ サンデさん

ランドローバー レンジローバー

グレード:ヴォーグ【ディーゼル】_RHD_4WD(AT_3.0) 2018年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
4
乗り心地
5
燃費
5
デザイン
4
積載性
4
価格
3

至高の万能車両

2020.2.8

総評
ポルシェなら911、メルセデスならミディアム(E)クラス、ジープならラングラー。
そしてランドローバーならコレ、というメーカーの「御本尊」たる存在感。
ランドローバーというメーカーの存在意義を体現したモデルといえますね。

イメージリーダーというか「メーカーそのもの」なのでそりゃあ開発費も掛けているし、意気込みやキアイも違います。

英国車の伝統を守って電装が弱点で電気的エラー連発。
ただ「走行性能に関係する所」ではないのが如何にも英国的で長所と短所を存分に味わい、それを引っ括めて永く愛すべきクルマ。

決して電装のエラーなどでヒステリーを起こしてはいけない、なぜならばそれが英国車だからだ。
っテナ感じですよ。w

乗れば自家用クルーザーばりの高品質でセンスの良い内装に迎えられ。
走れば極限まで抵抗を取り除き磨き込んだ摺動パーツの滑らかさに酔い痴れる事が出来る。

人生の安楽を周囲に「これでもか!」という程見せつけられるプロダクトはまさに「女王陛下を戴く国」のクルマ。
決してドイツやフランス、アメリカには出せない味です。

高級で安楽で世界一の悪路走破性を併せ持つ、とゆーコンセプトにほぼほぼ偽り無し。
スゴイ車だと思います、感服した。
満足している点
広く高品質な室内、高いアイポイント、鳩尾の高さまで切り下げられたグラスラインで実現するランドローバー伝統の「コマンドポジション」を採用するTHEマルチローダー。

全長5mを超え、全幅2mに迫る巨体ながら、車両感覚の掴みやすさは抜群。
街でも山の中でも運転しやすい。

現行ランドローバー車の中でも、この美点を採用しているのは現在ではこの「オリジナル」レインジローバーとディスカバリー5、辛うじてディスコスポーツのみ。

全高190cm弱と背が高く、重心もそれなりに高いが、良く出来たエアサスの仕事でドライブは快適至極。
ややスローなステアリングギヤ比も、このクルマのキャラには合っている。

総じてドライバーが快適に長距離とあらゆる路面状況を走破出来る様に仕立て上げられている。
不満な点
英国車、特にLRは伝統的に電装系が弱点。
電気系の弱さもさることながら、一番の問題はランドローバー ジャパンのサービスネットワークの脆弱性。

正規ディーラーでありながら、余所の正規アプルーブドカーの入庫を受けたがらない。
というかウチの地元はメーカー保証修理ですら拒否されます。w

故障と背中合わせの英国車でこの惨状では話にならない。
ヤナセやポルシェジャパンを見習わないと、ジャガー共々拡販はあり得ないでしょう。

フランチャイズ制の欠点というか汚点、LRJが積極的に指導して行かないと中古車の価値が下がりますね、恩恵受けてるけど。w

なんとかしてください。
デザイン

4

クラシカルなレンジローバーのスタイルを踏襲するのはレンジローバーシリーズでもこの4thレンジローバーだけ。
と言うかスポーツとかイヴォークとかヴェラールなんていう日和見商品は「あたらしいランドローバー」であって、正直「レンジローバーではない」と思っています。

天地の高いグラスエリアがもの凄い解放感と快適性をもたらします。
走行性能

4

ラージSUV最大クラスの巨体ですがフルアルミモノコックのおかげで車重は2.4t台。
ひと回り小さいディスコ4(5L-V8)が2.6tだったのでかなり軽いし、軽快感もソコソコ。

スチール使用のX3やQ5よりもモノコック単体重量は軽いというらしいから驚き。

渡河水深90cmという途方もない耐水性能は試す機会は無いでしょう。
ディスコ4を凌ぐ走破性能は、スタッドレスで雪道無敵でしょう。
・・・たぶん。w
乗り心地

5

頭の良いエアサスと、255ながら55扁平という厚みのあるタイヤで乗り心地はマジックカーペット。w
背が高いけどロールもあまり無く自然な姿勢で小気味よく走る。
スタッドレス用にレンスポ標準19インチに235/65R19のウィンタータイヤ履かせましたが・・・、ウルトラスィート!!w

ステアリングギヤ比はスローなので、手アンダーみたいな印象を感じますね。
イッパツでスカーンと曲がるカイエンと違い、スルスル回して回って行く感じ?
積載性

4

5人乗りなのでラゲッジは広さ十分。
サードシートを畳んだディスコには及ばぬものの、カイエンの1.5倍はある。
家族4人で3~4泊の旅行は余裕。
燃費

5

3リッターV6ターボディーゼルは市街地のみを走ってもリッター8~9kmは走る。
郊外に行って車速が上がると燃費は劇的に改善され、時速70~80kmの8速ギヤーくらいが一番燃費が良く、瞬間燃費はリッター15kmオーバーで安定。

逆に高速に乗って法定速度+αだと13km/Lくらいに落ちる。
ギヤ比と前面投影面積がモノを言うかな?

普通に日帰り300kmくらいのドライブすると、10km/Lを切る事はまずなく、12km/Lくらいが普通に出る。
驚異的。

軽油も高くなったけど「ハイオクでリッター15km以上走る車」はそうないので、2.4t、5mオーバーの4駆としては笑える低燃費でしょう。

ちなみにガソリン5リッターV8のディスコ4は、市街地4km/L前後、高速10km/L以下、ツーリング6.5km/Lでした。

でもスポーティな自然吸気5リッターV8は最高にキモティ良かった。w
価格

3

新車価格が高く、値落ちが激しいので新古車を買って長く乗りたい方にはオススメ。
故障経験
電装系が弱いのはLRの伝統ですが、シートコントロールパネルの反応が・・もう悪い。w

駐車中突然盗難警報アラームが鳴りだして、バックドアが半ドア警告が出る、んでドアロック掛からず。
が頻発。

しかしながら、エンジンは掛かって普通に走れる。
しばらくするとまるで何も無かったかの様に警告が消えて元に戻る。

新車保証で全部修理。

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