ジープ グランドチェロキー 「都会的なアメリカンSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

まるも 亜希子
まるも 亜希子(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
5
走行性能
4
乗り心地
4
積載性
5
燃費
3
価格
3

都会的なアメリカンSUV

2021.9.30

年式
2011年3月〜モデル
総評
都会的なプレミアム感が高いジープモデルとして、日本でも一時は爆発的な人気となりましたが、最新モデルもオンロード性能が高まり普段の快適性がぐんとアップしています。
満足している点
全長が4835mm、全幅が1935mmと市街地ではちょっと大きく感じるボディなので、ハンドル操作をアシストして半自動で縦列・並列駐車ができるパークアシストが備わるのは嬉しいところです。
不満な点
ジープのモデル全般的に言えることですが、中身はすごく進化しているのに、外観があまり変わらないので他人にそれが伝わりにくいというところでしょうか。
デザイン

5

マイナーチェンジで外観はそれほど変わった印象はないものの、インテリアがけっこう劇的に進化して上質感もアップ。ジープの中では都会的なキャラクターが女性にもうけています。
走行性能

4

初めて「クロスオーバーSUV」を名乗るモデルとなり、オンロード性能が飛躍的に進化。3.6Lエンジンは余裕たっぷりで、クルージングも快適。市街地ではやや大味なところもありますが、そこがまた味となっています。
乗り心地

4

タイヤの当たりがやや硬めかなと感じる場面もあるものの、前席はおおむね快適な乗り心地。後席は背もたれがちょっと立ち気味なのが気になるけど、快適な部類です。
積載性

5

大きな開口部、フラットなフロア、6:4分割でしっかりフラットに倒せるシートアレンジが揃い、とても使いやすいラゲッジ。パワーリフトゲートが採用されているので、バックドアの開け閉めも便利になりました。
燃費

3

WLTCモードで燃費は7.4km/Lと、かなり物足りない印象。実用燃費はさらに悪化すると思うので、市街地をちょこちょこ走るような乗り方よりは、郊外路や高速走行が多めの人の方が合っているかも。
価格

3

ベースグレードが500万円台からと、輸入ブランドのSUVとしては控えめな価格設定。ですが、装備を充実させるとやはり乗り出し700万円くらいになりそうです。
まるも 亜希子
まるも 亜希子
自動車ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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