ジャガーについて。 現行のXJは大胆にモデルチェンジして、あれはあれでかっこいいのですが、古いジャガーは格別にかっこいいですよね。 ひとつ前のモデルまでのあのシルエットが大好きです。

Question

そこで質問なのですが、60年代～80年代ならさすがに故障が多そうですが、90年代のジャガーなどでも、本当に故障が多くて修理が大変なのでしょうか？
2000年代のジャガーなら大丈夫でしょうか？

とにかくあのシルエットが好きなもので……

詳しい方や実際に乗っておられる方、是非教えてください。

Answer 1

96年式X300に乗っています。
ジャガーと言えど普通の自動車で機械ですから、それなりに手を入れていればちゃんと毎日の足として使えます。
ただし、ノーメンテというわけにはいかないでしょう。90年代のクルマでももう15年オチの中古車ですから、やはり壊れるのは壊れます。
しかし、皆さんがイメージしているように道ばたでエンコして・・・ということにはほとんどなりません。
同年式のどの輸入車と比べても壊れにくいとは言えるでしょう。

1990年代中盤以降のジャガーは、電送系／エアコンシステムを日本デンソーが手がけているため、その辺りは非常に信頼性高いです。
特にX300（95-97年XJモデル）は本国でも史上最も信頼できるジャガーとして評判が高いです。

1998年からV8のジャガーに変わりましたが、これは初期モデルはなかなか厄介なので手を出さない方が懸命です。
最悪でも2000年以降のものを、しかも数十万かけて弱点をつぶしてから乗らないと、ちょっと厳しいです。
最悪ATやエンジンがお釈迦になるという爆弾を抱えています（いずれも対策すれば全く問題なくなるのですが）

X350(先代のXJ)は、信頼性が高いのは高いのですが、壊れるといちいちアッセンブリー交換で非常に修理費が高くつきます。しかも専用のテスターがないと故障が分からない事も多く、地元の外車専門工場みたいなところで見てもらうだけでは維持が難しいです。
一番の鬼門がエアサスで、これがちょいちょい壊れます。１本数十万飛ぶのでかなり痛いです。
今までは壊れにくかったかもしれませんが、車歴10年たつとちょっと不安ですね。どんな機械でも10年使えば壊れますから、これから今まで表面化しなかった問題が出てくるかもしれません。

個人的なお勧めは、今とても安くなっているX300かXJ40の後期（1993/1994年XJモデル）を数十万で買い、同じくらい初期投資してから乗ることですかね。
要は100万円あれば次の車検まで放ったらかしでも大丈夫なくらいのクルマができる事になります。
特に輸入車の経験があまりなさそうにお見受けしますので、そういうあらかじめの予防線を張っておいた方が安心して楽しめるでしょう。
予算が200万あるならX308（98-02年のXJ）もお勧めできます。やはり120〜150万で買って50万整備に当てる感じですね。V8エンジンのスムーズさはそれ以前のジャガーと違ってずいぶんモダンな印象を受けます。パワフルで燃費もそこそこ良いです（リッター7、8は走ります）



ちなみに、イギリス人のほうがクルマに関しては「バカ」が多いですよ。
70年代のジャガーに90年代のジャガーのスーパーチャージドエンジンぶっ込んで喜んでるやつがいたり、わざわざジャガーをミッションで走り屋仕様にしてるやつがいたり、面白いです。
世界中、クルマに興味のない人が言う台詞は同じです。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございました。

かなり詳しくないとオールドのXJは乗りこなせないんですね。
X300はすごく格好いいんですけどね……。
ただ格好いいという理由だけでは、全くの素人は、なかなか乗りこなせませんね……。

Answer 2

あなたが一目ぼれした路肩のジャガーを購入して

乗り回している時間より修理屋にいる時間が長い

そんなことの無いよう祈るばかりです


多くのイギリス人観光客は 口をそろえて言います

何で日本人は我々に高性能なクルマを売りつけて

イギリス人も乗らないようなポンコツを有難がるのか？



日本車と同じレベルで ジャガーが

毎日普通に乗れるようなお考えがお有りでしたら

再考を強くお勧めします

Answer 3

共感します。角ッとしたロングボディーで車高の低さ、丸め４灯の独特な面構え。経験上、Ⅹ308後半2000年以降であればソウソウ不具合はありませんでした。昔から受け継いだリアの駆動シャフトがユニバーサルジョイント等メンテナンスの個所は多いですが、V８ジャガーエンジンは丈夫ですね。