ジャガー XJシリーズ のみんなの質問

解決済み
回答数:
1
1
閲覧数:
1,714
0

チェロキーXJ97年前期にのっておりますが、連日の暑さからエアコンをガンガン使ってしばらく走っていたら、ギアが変わらなくなり、同時にもちろん高回転で走ったため水温計も上がり、止まる場所を見つけ停車。

私のチェロキーは普段水温計の上昇はまったくありませんが、チェロキーのオーバーヒートはよく聞いていたため、しばらく冷やし恐る恐る走って帰宅。まったく問題ありませんでした。一時的なものなのでしょうか?ギアが変わらなくなったのは?エアコンを使った事も関係あるのでしょうか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

ATが変速しなくなったのは温度制御が利いたからだと思います。
ATFはトルクコンバ-タ-出口で最も高温となり200℃に達する事も有りATFが焦げたり(ATFが黒色化する)します。同時に熱によって各部品の公差が限度以上に拡大し、広がった隙間から油圧が漏れ始めます。こうなるとフリクションエレメント(クラッチ板)の押し圧が低下して滑りが発生。滑り始めると滑りの摩擦熱でマスマス高温化し(所謂熱暴走状態)、最終的にはATFが沸騰して白煙と共にATFを路上に撒き散らすようにもなります^^;。
この辺りの事故を防止するためAT内部に測温度センサーを取り付けてコンピューターで看視し危険温度領域に入ると強制減速したり固定したりでATを安全に冷却する回路を組み込んでいます。
ATは機関温度とは関係なく延々と続く登坂路やら積荷を多くして走る等の負荷運転では温度が上がり易く危険温度へ飛び込む場合も度々です(証拠はATFの色です。赤いワイン色が新油ですが焦げるにしたがって黒くなります)が残念な事に運転者に知らせる温度計なり警告灯等は装備していません(ATに手馴れた修理工なら分岐配線で設置することもできます)ので運転者には分からないのです。

通常エアコンは多大な機関出力を食いつぶして動くだけでATには関係しませんが、エアコンのエバポレ-タ-と機関のラジエタ-、およびATのATFク―ラ-は車両前部に団子にして連装されています。高負荷時のエバポレ-タ-は手で触れないほど発熱しますしラジエタ-は105℃程度で固定されATFク―ラ-は150℃は楽に到達しますから......走行風が不足した条件で1ヶのクーリングフアンでは冷却能力がイマイチなのかも?(複数のク-リングファンを装着したへビイデューテイ仕様も有りますが)。

今回の現象はフエィルセ-フ機構がONした為の1時的なもので正常な証と思えます。ATの故障は滑り症状から体感できるので僕はStallTestで判定します。でも此れは下手な修理工がやるとATの全損破壊に至ります。ご心配なら正規販社へ持ち込まれたら良いでしょう。乱暴なStallTestをしなくても入力と出力軸(Input/TurbinとOutputShaft等々)との回転差で良否判定をする専用工具(Digital計測器)を持っていると思いますので簡単に検査ができます。
でも、もし異常なら対応手段はATの全分解整備(OH)のみです。

ご参考までに....

質問者からのお礼コメント

2010.6.30 23:05

非常に詳細なご説明ありがとうございます。しばらく様子をみながら、無理な走りに注意します。

その他の回答 (0件)

その他の回答はまだありません

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

あわせて知りたい

ジャガー XJシリーズ 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

ジャガー XJシリーズのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離