ＢＭＷの雪道の適正についての質問です。 先日私の友人が会社から北海道への転勤を言い渡されました。 しかもかなり雪深い地域らしいです。

Question

そこで彼が所有しているのが、ＢＭＷのＭ３（クーペ）です。
私は彼に
『４駆に買い替えた方が良いって』
と言いましたが、
『俺はこいつの乗り味が大好きなんだ！古い付き合いだし絶対にあっちでも乗り続ける』
と言っています。
ＢＭＷは全てＦＲだったと思いますが、無謀ではないでしょうか？
ちなみに私も自分の車（ジャガーＸＫ８ クーペクラシック）を愛しているので痛い程彼の気持ちは分かります。
ただ生活・命には代えられないと思ったので、質問させて頂きました。
回答宜しくお願いします。

Answer 1

BMWにはDSCという横滑り防止装置がついています。技術用語では、「ESC＝Electronic Stability Control」といいます。これは下記の３つの要素の集合体です。

★ABS
★トラクションコントロール … 駆動力が路面摩擦力をこえると、駆動力（エンジン出力）を絞る
★ヨーレート・センサ … 車両のスピン状態を検出

これ以外にも、舵角センサ、アクセル開度などのいろいろなセンサがあり、これらを使って、車両がスピン、アンダーステア、オーバーステアなどの異常状態を検出し、その状態に入る前に、4輪のブレーキを独立制御、エンジン、変速機の制御などをおこないます。

●雪道では
BMWがあるミュンヘンはアルプスに近いため、毎年、20cmくらい、雪が積もります。このため4WD車が多いと思っていました。しかし実際は、ほとんど2WD車で、AUDIですら、2WDが多いくらいです。
しかしほとんどのクルマには、ESCが装着されています。この主目的は、アウトバーンでのスピン防止です。
このESCがあると、雪道でも有効です。なぜなら車両が運転者の操作する進行方向からずれると、自動的に補正制御が働くからです。スピン防止装置が、そのまま雪道走行にも有効なのです。
3年ほど前のお正月に、東京でも大変な雪が降り、DSC付きのクルマで都内を走行しました。やはりDSCがあれば、雪道でも安心して走行できます（何度もDSCが働きました）。
これから、ある程度、除雪してある路面では、DSC（ESC）付きの車両であれば、何とかなるとおもいます（実際、ミュンヘンではそうなので）。

●限界
4WDと2WDの違いは、駆動力の路面への伝達能力が異なる点です。摩擦の少ない、つまりすべりやすい路面では、やはり4WDの方が、駆動力を確実に伝達できます。
つまり深い雪であれば、4WDが有利です。

またタイヤはスタッドレスをお使いください。まったく違います。

あまり参考になりませんが、ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

とても参考になりました！
皆さん回答ありがとうございました^^

Answer 2

なれないとかなり怖いですが、スタッドレスを入れれば大丈夫でしょう。
たぶん通勤用か街乗り用でもう一台買うことにはなると思いますよ。

雪が溶ければ思う存分走れますしｗｗ

Answer 3

結局、危険性を認識しながら走る方が安全だと思います。
私が雪国に住んでいたころ、滑って事故している車は大抵は無謀運転です。

それより、長く車を乗りたいのでしたら、私は雪国には自分の好きな車を持っていきません。
融雪剤（塩）で都会から持っていった車は直ぐだめになると思います。

Answer 4

道路整備さえしっかりしていればFRでも結構行けます。

ただ深雪、湿った雪が30センチくらい積もると厳しいですよ。
ミラーバーンの登坂路も厳しいです。

ただ誰でもそうだと思いますが、そのような方は
実際に身をもって分からないとダメなのではないでしょうか？
いずれ考えが変わるかもしれませんしね。

例えばFRでも40センチ以上の吹き溜まりにつっこんで
半端な所で一回止まったらアウトです。
（下手にアクセル踏むとお尻だけ横向きになる。ステア操作は受け付けない）

状況が酷いとかなりベテランじゃないとうまく走破出来ないと思います。

あと坂道では絶対に「止まらない」ことです。

Answer 5

タクシーは今でもFRのタクシーが多いですよ、
雪国でも。

Answer 6

雪が深いといっても除雪体制はしっかりしています。枝道は自分で除雪になるでしょうが。ゆっくり走れば大丈夫です。スキー場にはＦＲも多いですし。雪深い土地であればスパイクも大丈夫な土地もありますしね。

Answer 7

北海道だからといって、1年中雪が降っているわけではないのだから、冬場だけスタッドレスとチェーンで問題ないと思いますけど。
友人に余裕があれば冬場様に軽の4駆という手もありますけど。