今のディーゼル車でもすぐにエンジンがかからない車両は存在しますか？

Question

昔の話ですが、所有していた車両が車検のときに借りた代車はかなり古いジェミニディーゼルで、グロープラグが熱くなるまでエンジンがかからないことを知らなかったために、エンジンをかけようとした際になかなかかからず焦った記憶があります。今のディーゼル車でもすぐにエンジンがかからないような車両はありますか？ 寒い冬の時期でもキーを回せばすぐにエンジンは始動しますか？

Answer 1

ディーゼルには本来不要な筈のスロットルバルブを装備する様に成って来ているので、始動性が良くないエンジンを見つけるのはかなり難しいんじゃないでしょうか?

スロットルバルブで吸気を絞ると、絞り(縮流)によって加えられるエネルギーが、圧縮上死点温度の上昇に転化するのだそうです。
「おいおい、それじゃ吸入量を絞っちゃうからトントンで温度上昇には至らないだろう」と思えるんですが、エンジン始動という低い回転数の為に、吸入量その物は大して絞られないのだそうです。
加えて、圧縮の「山越え」もチョッピリ楽に成るので、セルモーターも威勢良く回し切れる様に成ります。


もっと良い案も在りまして、日本人の手によって特許に成っています。それは、吸気絞りに加えて、排気側のカムにもう一山付けておいて、吸気行程でも排気バルブをちょっとだけ開けて排気を吸わせてしまう事。
燃え掛け、半燃えの排気が着火に物凄く効き、瞬時に始動もするし、始動直後から燃焼が良く成って排ガスが綺麗に成り、触媒も稼働出来る温度に上がるそうなのです。

こういう埋もれちゃった技術が在るのは残念ですよね。ちゃんと活かして欲しいなと思います。

質問者からのお礼コメント

今は始動性が良くないエンジンはないのですね。ご回答ありがとうございました。

Answer 2

燃料にBDFを使っているものは冬場セル
一発ではかかりにくいです、
軽油に戻したところ一発でかかる様になり
ました。

Answer 3

基本構造はかわりませんので
知っている人はランプが消えてからセル
知らない人はそのままセルを回しますね
寒い時などはやっぱりかかりにくいですよ

Answer 4

寒い時期でいいとこ2秒くらいですね。