ホンダ トルネオ 「付きの良いホンダエンジンと、素直な挙動。...」のユーザーレビュー

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ホンダ トルネオ

グレード:SiR-T(MT_2.0) 2000年式

乗車形式:その他

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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付きの良いホンダエンジンと、素直な挙動。...

2004.9.4

総評
付きの良いホンダエンジンと、素直な挙動。他メーカーのターボ付スポーツセダンのように、マッシブなパワーはないが、一踏みでレッドゾーンまで軽く吹け上がっていくエンジンと独特のホンダサウンド。運転者の心をくすぐるフィーリングは、流石はホンダの設計したスポーティセダンだと思う。
NAで2.0リッター200psというのは、普通に扱うなら充分以上の高性能だが、このクルマは4000rpm以下だけを使っていても充分にパワフルさを感じさせる。1名乗車なら4速25km/h、5速40km/hは実用領域。
エンジンをチューンして、シャシダイナモで225psを叩き出した強者もいるそうだ。後発のEURO-Rでは、エンジンマウントの関係か、加速不良が出ることもあるらしいが、こなれたF20Bを積むSiR-Tは、トラブルの話はあまり聞かない。
外装パーツは社外品は少ないが、純正のエアロパーツだけで充分にスポーティさは出る。このクルマには派手な出っ歯やルーバーは似合わない。
足回りは素直で運転者の意図をしっかりと汲み取り、狙った方向へスパッと向きを変える。タイヤとのマッチングによってはタイトコーナーで横砕け感も出るかも知れないが、社外品のフロントストラットタワーバーを入れれば、さらにカッチリしたハンドリングが味わえる。さらにSiR-Tには、あの初代NSX(NA1)のフロントブレーキキャリパーがボルトオンで装着できるので、世界第一線級のスポーツカーと同じブレーキフィーリングを味わうこともできる。
全4段のオーディオスペースは、エアコンコンソールを自由に動かして、上2段+下1段、上1段+下2段のどちらでも対応できる。
セダンでリアワイパーが付いているクルマは少ないが、トルネオはSiR系と4WDは標準装備。これもセールスポイントの一つ。
中古でトルネオを買うなら、ぜひグレードはSiR-TかEURO-Rを考えて欲しい。LSDが標準で付いているだけでも、このグレードを選ぶ価値がある。サンルーフが欲しければSiR-T、サンルーフはいらなくて、強化パーツが多い方を望むならEURO-Rということになる。
ただし、中古車選びは慎重に。これらのグレードを選ぶ人は、ミニサーキットなども走行している人も少なくないので、過酷な条件で回していることが多いからだ(もちろん、ちゃんとメンテしてあれば問題は少ないが)。
満足している点
スタイルは、突出したところのない平均的なセダン。だが、純正エアロパーツをフル装備し、アルミを履き、マフラーを換え、サスを換えてローダウンすれば、前傾姿勢のスポーティな雰囲気は充分に出てくる(この状態で購入)。実際ホンダは、4ドアインテグラの後釜としてこの車種をベルノ系列に設定したそうで、走りに拘る4人乗りとしての位置づけがされていると思ってよい。
インテリアも、突出したところはなくごく平凡。最低限必要なものはすべてついている。設計が古いためドアロック時のハザードアンサーバック機能がないが、これは後付の社外品で簡単に対応可能。末期に出たSパッケージだと、シートの一部が本革仕様になるのだが、中古で購入したため、そこまでは選べなかった。
HIDは初期品らしく色温度が低い。もっとも社外で幾らでも色温度が高い交換バルブが出ているから、それと交換すれば問題なし。
アクセルを踏み込めば、どの回転域からでも気持ちよく加速していくエンジンフィール。さらにハイカム側に切り替わってからは、ホンダエンジンの真骨頂の回り方を見せてくれる。ついつい回してしまいたくなるエンジンである。
足回りも、ホンダアクセスのローダウンサスとスポーツパッドでそこそこの走りができる。純正ローダウンサスは、ガリガリのスポーツ仕様サスではないため、絶対的性能は高価な社外品に劣るが、高速レーンチェンジや峠などでは、しっかりとした踏ん張りと丸まった突き上げ感で、長時間運転していても疲れない。悪くないサスであると、アコ・トル仲間でも評価の高いものである。ハードブレーキング時の車体の挙動もそれほど乱れず、予測できる範囲である。
不満な点
タイヤサイズは一般的な195/60R15だが、ホイールが4穴であり、装着できる社外ホイールが限られる。
純正フォグは配光パターンが悪いのか、バルブを交換してもあまり明るいと感じられない。
またガラスが立っているため、空力抵抗は(前所有車)インテグラと比較しても大きそう(納車後、関越自動車道で、ガラスに飛び石傷がいくつもついた)。
初期モデルにはBOSEサウンドシステム装着車も設定されているが、これを積むと、オーディオの載せ替えは殆どできないという二律背反に陥ってしまう。それとフロントドアスピーカーを外すためには、ドア内張を配線も含めてすべて外さなければならない。同様にオーディオにアクセスするためには、メータークラスタから外さなければならず、自前交換派にはちょっと作業の敷居は高い。
シートはちょっと高め。座高の高い人だとサンルーフ仕様は、天井に頭が着きそうになるかも知れない(もっともこれは、このクルマに限ったことではなく、ホンダ車全般に言えることだが)。スポーティグレードを標榜するなら、シートのサイドサポートはもう少ししっかりしていても良いと思う。
同時期アコードと同型車種であるため、マーケットは広いと思うのだが、それにしても社外パーツが少ない。特にEURO-Rが出てからは、そちらにしか対応していない品も多く、SiR-T乗りは結構肩身が狭いかも。
デザイン

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故障経験

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