使えない3ATでも溺愛中のわが愛車
高校卒業後、再度大学受験のため浪人中の時に、原付だけでは自分の”足”としては心もとなく、当時のバイト代を押しんんで
2009.4.30
- 総評
- 使えない3ATでも溺愛中のわが愛車
高校卒業後、再度大学受験のため浪人中の時に、原付だけでは自分の”足”としては心もとなく、当時のバイト代を押しんんで買った人生初車の初代ムーヴ(L600S)。その翌年大学に進学し、その後も通学の足として利用していたが、エンジンとミッションのつなぎ目からのオイル漏れが止まらないという故障によりあえなく廃車。代わりに乗用車タイプのトールワゴンで、とにかく価格のやすい軽自動車を探していたところ、唯一馴染みのあるディーラーのホンダプリモから、90万円をきるという破格の本体値段からさらに割り引くこと83万円という本体価格を掲示していただき、即購入決定。そのほかにも、4年前の購入当時で言うと、プレオのA?(最下級グレード)、スズキのKeiのこちらも最下級グレード等を検討したが、圧倒的な室内の広さと、その馴染みのディーラーさんにおける信頼もあって、ザッツに決定した。
ライフよりもかなり広い室内(特にフロントシート)、スクエアボディーによる視界の良さ、視認の良さは特筆すべきものがある。そしてほとんどのオーナーさんが気に入られていると思うが、軽とも思わせないフロント周りのデザイン。
しかし悲しいかな所詮は軽自動車。しかも現在の最新型の軽からすると2世代前の軽自動車。2代目ライフと共用のプラットフォームとエンジン。3ATでの(しかもNA車)高速走行、国道や高速道路への合流等はもっぱら不得意で、これらのチュエーションでは運転者にはかなりストレスがかかる。スクエアなボディーで同型エンジンの2代目ライフからすると100キロ近く車両重量が重いせいか、赤信号から並んでの0加速では同じエンジンを積む2代目ライフにすらおいていれる始末。”加速”と言いうものに一切期待をしなくなった車でもある。
しかし、軽とは思えぬ広い室内。意外とひろい(2代目ライフよりはかなり)荷室。モデューロエアロよりさらにボリューミーとなったこれまた軽とは思えぬ外観等の上記の悲惨な動力性能を補ってくれる長所もある。
- 満足している点
- ・フロント周りのデザイン(おそらくほとんどのオーナーさんの購入動機となっているはず)
・広い室内(特にフロントシート。後発のタント・パレットや1BOXタイプに比べたら狭いだろうが.......。)
・意外と広い荷室
・フロントを含めた、ボクシーだが丸みを帯びた全体のデザイン(要フルエアロ装着だが.....。)
- 不満な点
- ・兎にも角にも3AT。加速、高速走行等を期待するには一切無縁の車である。所詮は軽。本体価格は80万円台。NA、SOHCの1カム12バルブの52馬力(NA)。ボリュームのあるボディーのため1トン近い車両総重量。”遅く走る”という要素ばかりてんこ盛りなのである。
・リアのデザイン。フロントにコストをかけすぎたのか、何とも間抜けなデザインとなっている。個人的な意見だが上級車種のインスパイアや新型のフリードにも似たようなものを感じる.......。
・2列目シートはスライドしないため、フロントシートに比べたら狭い。(自分は乗ることがないのではっきりとは分からないが)
・現在のCVTや4AT搭載の軽自動車に比べたら悪い燃費。高速走行で15~16km。街乗りで11~13km(エアコンのオン・オフにより”~”の間の差が出る。しかし前車の初代ムーヴよりは10年新しい車種とあって大分よくなったが、今となってはこの車より燃費の良い軽、コンパクトカーはかなりの車種が出てきているが.......................。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験