ホンダ N-BOXカスタム 「フィット3からの乗り換えです。」のユーザーレビュー

フィット3からの乗り換えです。

2024.1.1

総評

まだ納車間もないですが、年末休みを利用して３００キロ以上早速走り、車中泊も試してみましたので年が明けたタイミングでレビューしてみますが
一言、「ダウンサイジングして大正解！！！」です。
初の軽自動車ということで少し不安もありましたが、ほとんど杞憂に終わりむしろこれからに楽しみしかないです。
これからこの車といろんなところに車中泊やキャンプに行きたいと思います。

満足している点

・3代目が登場しすっかり古い型になってしまったとはいえ、あまり古さを感じないデザイン
・ターボなのでスムーズで余裕のある走り
・車中泊も天井が高いのはもちろん、ベッドキットを導入予定ですがリフレッシュモードでも充分快適に過ごすことができた
・エアコンパネルが手の届きやすい位置に集中していてシンプルなデザインで扱いやすい
・両側パワースライドドアが非常に便利
・アイドリングストップの効きがとても自然(状況にもよるが)

不満な点

・さすがに軽自動車なので室内幅はそれなり
・意外と小物入れが少ないかな
・これは前のオーナーによるものなのでN-BOXそのものの評価になるか微妙なところですが、スモークフィルムが貼られているため後方は暗いので確認しにくいと感じる場面がある。
特に雨の夜間の後方確認はさすがに怖いです。
・軽自動車と思えない質感の高さではあるが、ドアを閉めた時の音や質感だけはやはり軽だなと感じた

デザイン

5

外観は２代目の前期が一番すっきりしていて好みだが、イメージとしてはやはり初代が精悍な顔つきで一番N-BOXカスタムらしい。
私の車は後期型でさらに質感が上がっています。
とはいうものの
正直、アクセサリーランプなどは「少し若者っぽいな」とも思っていて
年齢的に落ち着いた外観(30代前半ですが、シックなデザインを好むようになってきた)を狙ってあえて普通のN-BOXで妥協しようとしていましたが、結果的に装備も充実していてカスタムを選んで非常に満足しています。
メーターパネルのデザインに関してはむしろ初代が一番オーソドックスな感じがして好みなのでとても気に入ってます。
そしてボディカラーですが、プレミアムベルベットパープルパールは大人っぽさもあり
候補としてはもうひとつプレミアムディープロッソパールも考えていたのですが結果的にこの色を選んでとても気に入っています。

走行性能

5

以前の車からの乗り換えだと非常に目線が高くて見晴らしが素晴らしく良い！
(経験はないのにちょっとだけバスを運転している気分)
ハンドリングの応答性はさすがに車高が高い分それなりですが、思っていたほど危ないロールはなくあっという間に慣れました。
ＦＦであるので重量配分的にもセミキャブタイプの車など(家族がアトレーの4WDモデルを所有しています)に比べると安定感はあります。
それでも14インチの冬タイヤを現在履いているので、前の車に比べると安定感はさすがに劣りますけどね。
しかしながら凍結路や雪道も思いの外安定しています。
車重や低重心なのが効いているのか？
さらに右左折時の視界は言うことないですね。
フィット3で不満に感じていたのがＡピラーの太さと傾斜による死角の多さでしたので買い替えて最初に良いと思ったのはこれかも。
窓だけでなくミラーも大きいため巻き込み確認も安心です。
そして加速に関しては発進時の立ち上がりは前の愛車であるフィット(1.3Lモデル)よりも早い気がした。
かつて1.5Lモデルのフィットにも乗っていたが、加速フィーリングは違うものの、それに匹敵すると思う。
ターボの効きもとても自然ですね。
軽自動車のターボ車は代車や家族の車などいろんな車に乗ってきて「さすがに軽はそれなりかな」って思うこともよくあったのですが、さすがこの辺はホンダだなと感じます。初代が登場してもう結構経つのに、この時点で非常によく出来ていると思います。
最近の車のようなアダプティブクルーズなどはまだ搭載されていませんが、正直これだけで必要充分です。
フィット3に乗っていた時に高速走行時大変お世話になったオートクルーズもついていて(もともとこのオートクルーズがノンターボにはなかったというのも、ターボを選んだ理由の一つです)長距離旅も安心です。
とにかく快適です。

乗り心地

5

基本的には乗り心地は優しめ。
それなりにチープな乗り味を想像していましたが、そんなことはなかった。
やや後輪は硬めだと感じますが、不快な突き上げ感はないです。
静粛性も素晴らしいですね。
まだ高速道路を走っていませんが、それ以外では真冬の日本海沿いなど走りましたが横風にあおられる感じも思ったほどなく風切り音はほとんど感じません。
真冬の荒天時の高速道路などはまだ乗っていないのでわかりませんが、さすがにそれなりじゃないかなと思います。
それでもトータルで考えると安心感は非常に大きいです。
初代でこれだけしっかりしてるのだから今のモデルの質感ってどれだけ高いんだろ？と思うくらい。

積載性

5

車中泊と旅の時は心配性でついいろんな荷物を持っていきがちで、さすがに荷物を減らす必要があるかなと思っていたのですが
思っていた以上に余裕があります。一人で旅をする分にはむしろまだ余裕があります。
車中泊を趣味とするためにベッドキットを導入予定ですが、ノーマルでのリフレッシュモード時もシート下部にデッドスペースが多く存在するため有効活用すればいろんなものが積めます。

燃費

4

まだ満タン法で計測していませんが、メーターでは16～18あたりを推移しています。
目視で確認した範囲で最低数値は登り勾配の比較的きつい峠道で暖房も入れた(しかしECONはON)状態で15.9でした。
このクラスの車(しかもターボ)としては充分だと思います。一番心配していたのが燃費であったのでホッとしています。
タンク容量が意外と余裕があるので長距離旅もあまり心配はないですね。

価格

3

維持費や税金の節約のためのダウンサイジングですが、意外と安いモデルに出会えず100万オーバーになってしまった。
カスタムでなければもっと安い車はすぐ見つかるんですけどね。
軽自動車ということを忘れるほどしっかりしている車なので多少は仕方ないのかな。
あと２０万くらい安かったら...と思ってしまうのはさすがに贅沢かな。

故障経験