車の自動ブレーキシステムは、すぐに普及しますか？

Question

数年後には車を買い替えることになりそうです、ですがやはり車というのは事故が怖いですね…。

そんな中で、目の前に人や障害物があった場合自動的にブレーキをかけてくれるという「自動ブレーキシステム」が出始めているそうです。

人身事故などは絶対に起こしたくないので、次はぜひそれにしたいと思ってますが、自動ブレーキシステムは信頼できるシステムでしょうか？ すぐに普及してくれますかね。


それと付き合いの関係があり、ホンダの車しか購入できないので、ホンダでも自動ブレーキシステムを取り入れて下さると嬉しいのですが…。


自動車などに詳しい方ぜひ教えてください。

Answer 1

追突軽減ブレーキは
今から１０年前の2003年に世界で初めて
ホンダが開発し、当時のインスパイアという車に搭載されました。

http://www.honda.co.jp/news/2003/4030520.html

一般に、
時速90ｋｍで急ブレーキを踏んだ時、停止するまで100ｍほど進んでしまいますが
このホンダのシステムは100ｍ先の車を感知できる技術となっていて
つまり、一般道はもちろん、高速道路まですべての状況で機能する実効的なシステムです。

当時はまだ高価だったミリ波レーダーという方式のセンサーを使用していましたので
とても高性能なのですがオプション価格もとても高額で、
搭載されたのもまだまだ一部の車種のみでした。

ちなみにミリ波レーダーとは、暗闇を飛ぶコウモリと同じ原理で
超音波を発してそれが何かにあたって反射してくる様子から
前方の障害物との距離を測るもので
精度の高さと天候からの影響が少ないことが特徴です。
http://www.honda.co.jp/tech/auto/cmbs/topic1/



当時は法律の解釈という政治的な問題もあって
車が自動で最後まで停止することはできなかったため、
ホンダのシステムでは自動で急ブレーキをかけますが
停止はしません。最後はブレーキを解除して微速でぶつかります。

というのは、免許制度や交通ルールなどがそうであるように
運転中の出来事はすべて運転者の責任である
というのが道路交通法の根幹であり、

自動で停止することに対する想定がなかったことで
国の認可が下りなかったからと言われていて
それを丸く収めるために最後は停止させないことにしたと言います。
停止させるのはブレーキを解除しなければいいので簡単ですしね。

家電業界でもこの手のゴタゴタを聞きますが
新しい技術に対しての許認可はなかなか複雑のようです。

それ以降10年が経ち、いろいろ変わってきて
国内外でいろんなメーカーから同じようなシステムが出ていますが
いまだホンダのシステムを上回るものはでていません。
スバルのアイサイトように安いセンサーで、低い速度だけで働く代わりに低価格、
といったものが多いですね。


ようするに、ホンダには１０年来の技術はあるので、
あとは時代とコストがついてきて普及型を世に出せれば・・・
という状況の中、他の方も書いているように
そろそろフィットクラスあたりで出てくるんじゃないですかね。


信頼できるか、といえば
たとえばスバルのアイサイトでは
前方の様子を二つのカメラで撮影する方式でして
その画像を解析して衝突の危険性を判断してますが
晴れの日は、ありまえですが画像もクリアです。

でも大雨や雪、など人間の目でもオヤッとなるような天候では
カメラの画像も乱れるため機能しません。
ということがＣＭの最後に、コンマ数秒だけ流れてます（> <

ですが本来はそういった時こそ、役に立つべきものであってほしいはずですよね～

なので、冒頭のミリ波レーダーや
最低限、レーザーレーダーを使用するものであれば
信頼度は高いと言えるでしょう。

質問者からのお礼コメント

なるほどミリ波や、レーダーが搭載されたものがおすすめなのですね。数年後にはぜひ実現していてほしいものですね！

Answer 2

新型FITにも、追突防止補助装置付きますよ！
性能は、他社よりも良いみたいですね！
人も感知するみたいです！
でも、所詮、機械ですから、過信しないで、ご自分で安全運転して下さい！

Answer 3

6月発売のアコードＨＶに最新の自動ブレーキが付くようです
噂ではアイサイトよりも高性能？

今後も発売される車種には搭載もしくはオプションで設定されて行くと思います

Answer 4

今出てるホンダの自動ブレーキは減速のみで停止までは行わず値段も30万ちかくと高くて普及していないものですが、もっと安く低速では停止もできる他社と同様の装置を開発しています。
ホンダが開発中の自動ブレーキは２タイプあり、60km/h以下でも停止可能な高級車向け、低速で停止可能な大衆車向け（おそらくダイハツスマートアシスト、マツダSCBSと同タイプ）の２タイプです。
数年後なら、それなりの数のホンダ車に付けれるようになっていると思われます。

＞【Honda Meeting 2012】自動ブレーキシステムは二つのタイプで実用化目指す 2012/11/15
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121115/251333/

信頼性に関しては各装置で方式の違い等あり、同一ではありませんが、かなり高いです。
（この信頼性とは100%作動するという意味ではなく、誤作動を起こしづらいという意味です）
日本では大型トラック、高速を走るバスには自動ブレーキを義務化する事が決まっており、既に義務化前に標準装備化され始めています。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0103T_R01C12A1CR8000/

Answer 5

これからどんどん装着車は増えるでしょうけど、所詮機械任せ。完璧と言うものは無いでしょうね。

それで止まらなかったからってメーカーの責任にする奴らが増えるのかと思うとどーだろね。

それにあんなもんが普及して今よりいい加減な運転されては後ろの車はたまりませんね。

今はあんまり居ないから有効なだけです。

Answer 6

あれは普及するね。

トヨタのシステムに乗りましたが、面白いです。
普段はまずお世話になることはありませんが、高速のクルージングは自動的に車間を保ってくれるのですごい楽です。
特に、霧などで先行車のテールランプを頼りにして走るときは、センサー上でも確認できるので安心して走れます。
とっさの判断は人の方が速いのですが、判断に迷うケース（他の車が自分の前に出てくるかどうか）では大変助かります。

HONDAもオプションで選べますよ。
ACCとかいうオプションです、30万程度しますけど、しかも対車しか判断できないので対人はまだ出来ないはずです。

しかし、スバルのアイサイトや、三菱の新型システムなら対人に対応している上10万程度で取り付けられるそうです。

Answer 7

2014年から、EU域内で販売される全ての乗用車に標準装着が義務付けられます。

日本でも、昨年の高速バスの事故で高速バスには装着が義務付けられますから、乗用車にもエアバッグのように義務付けられるのは時間の問題です。

逆に全てのラインナップにオプションでも用意しないメーカーは、人命軽視の烙印を押されてしまいます。

こういう安全装備は、どうしても欧米の方が対応は早いのですよね。日本の政府はいつも後手に回る。

Answer 8

レーダー探知式のものは簡単な仕掛けですので誤作動等も少なくそこそこ信頼できると思います。
ABSやナビ、キーレス、その他もろもろ、自動車の夢の近未来装備は一旦実用化されれば
高級車から順番に一気に普及するのが常ですので、
数年後の新車にはついてて当たり前になっていると思います。