日産やホンダはなぜレクサスのような高級ブランドを作らないの？

Question

日本でレクサス成功してると思うんですけど、どうして日産やホンダは参加しないんですか？

Answer 1

当初、日産は2007年秋に「インフィニティ」を、ホンダは2008年に「アキュラ」を日本国内へ投入する計画でした。

2007年11月に登場した「日産GTR」、スカイラインから外れたのも本来は「インフィニティGTR」として世界で販売する予定だったものです。

この計画の前段階として日産は5系列あった販売チャネルを「レッド/ブルー」へ、ホンダは3系列を「ホンダカーズ」へと集約しており、これにそれぞれが高級車チャネルを加える予定でした。

ところが2005年に開始した日本国内のレクサスが、販売目標台数(当時2万5000台/年)をクリアできずに見事にコケます。コレを見た両社は日本での高級車の市場は小さいと判断して、設立計画を即座に凍結します。

レクサスの当初の失敗は全てがトヨタ車からのスライドであったために、トヨタと同じ車種をサービスを付加価値として価格だけを上げた車と認識されてしまったことにあります。
同じようにスカイラインやシーマを"インフィニティ"として、レジェンドやインスパイア等を"アキュラ"として売っていた両社は計画を見直すこととなります。

現在、レクサスの販売台数は5万台/年まで増えており、ベンツ/BMW/アウディなどの輸入車は全体的に販売台数を増やしています。
この状況から、再びインフィニティとアキュラは日本国内での展開を再度計画しているとは言われています。

ホンダが今回、レジェンドとインスパイアを日本国内で廃止(海外ではFMCする)したのは、この布石と見ることもできます。一度ホンダ車としての流れを切ることで、レクサスで失敗したスライドのイメージを払拭することができるからです。

ちなみに、トヨタは現在の5チャネルの販売体制は縮小する日本市場では多すぎるため、系列の集約を模索していると言われています。
トヨタ、トヨペット、カローラを統合してトヨタ店として、「トヨタ」「ネッツ」「レクサス」の3系列に絞る計画のようです。この布石として最近は併売が増えていること、ネッツが独自のエンブレムを採用しています。

Answer 2

トヨタ系の高級ブランドレクサスですけど、リーマンショック以降はまともに販売できてるとはお世辞にも言えません。

このような日本国内の自動車販売状況では、日産のインフィニティ、ホンダのアキュラを、敢えて日本展開する旨味なんて無いでしょう。

日本ではホンダNSXとして売られていたクルマは、海外ではアキュラNSXでした。

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http://www.infiniti.com/jp/

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Answer 3

日産はインフィニティ、ホンダはアキュラ。
それぞれ海外で高級車ブランドとして展開していますよ。

レクサスは日本でも展開しているから、車に無頓着な一般人にも認知されているのでしょう。