ホンダ インサイト 「インサイトの真実 新型インサイトは打倒プリウスを目指したもので、フィットをベースに作られたハイブリッドカーです。 まずスタイルについてプリウスの真似と」のユーザーレビュー

インサイトの真実 新型インサイトは打倒プリウスを目指したもので、フィットをベースに作られたハイブリッドカーです。 まずスタイルについてプリウスの真似と

2009.2.9

総評

インサイトの真実
新型インサイトは打倒プリウスを目指したもので、フィットをベースに作られたハイブリッドカーです。
まずスタイルについてプリウスの真似という意見がありますが、客観的に見ると両メーカー相互に影響を受け合っているといったところだと感じます。
次に動力性能ですが、ＣＶＴの設定もあって1800ccクラスより少しトルクが薄い感じです。　エンジン＋モーターで約２０kg/mの最大トルクしかないのだから、プリウスに比べて特に発進時の非力感は否めません。
しかしインサイトのパワーでも十分なので、これはどちらが実用燃費が良いのか？がポイントですが、現時点ではまだ結果はわかりませんね。　
あとは走りについては１５分程度短時間でしたので、はっきりしたことはいえませんが、危険な感じは無いものの、ワクワクするようななにかも感じられませんでした。　どちらかというと退屈な感じです。　取り回しもプリウスは３ナンバーと言う方がありますが、幅や長さともにわずかなもので実際に運転した感覚にも差がありません。
パッケージングについては、これが一番問題と感じるのですが、車高を下げすぎたため天井高も下がり大人の平均的な体型の男性（１７５cm位）は頭がつかえるかギリギリで窮屈感から後席に長時間座れないでしょう。
あとせめて５cm天井高を上げて欲しかったですね。　ごく普通のパワーや足回りしか与えられていないインサイトは見た目のスポーティさより居住性が優先だと考えますが。このクラスのクルマならどの席にも男性が長時間座れて当然だと感じるのは私だけでしょうか。　
結論
１８９万円と手ごろな価格でハイブリッドを出したことは評価できますが、装備がかなり省略されていことと、フィットベースなので当然安く作れること、ハイブリッド部分がトヨタより低コストで作れることを考えれば、コストがもっとかかっているプリウスより４０万円くらい安いのは当然で、お買い得感は全く感じません。　
プリウスは５年経過していますが少し格上で内容も良いクルマですから、うまく値引きを引き出して同程度の価格になってくれば、プリウスのほうがお買い得感は高いですね。

満足している点

・やはりよさそうなハイブリッドの実用燃費
（でも実用燃費は燃費計を鵜呑みにしてはいけません。満タン法でチェックしましょう）
・スタイリッシュな外観と買いやすい価格。
（４月からハイブリッド車は取得税と初回の重量税のがゼロになる予定です。購入時期に注意！！）
・電池の耐久性が向上したこと
（まず交換の必要はないとのこと）
・高速燃費が良さそうなこと
（エンジンがメインの強み）

不満な点

・窮屈な後席の頭上空間
（後席は女性と子供専用と考えた方がよいです。）
・燃費などマルチインフォメーションディスプレイの位置
（このクルマに限りませんが、インパネ中央最上部が正解の位置、せめて速度計と同位置にしてほしかったです。）
・あまり良くない後方視界
（プリウスも同様ですが）
・運転が退屈に感じること
（モーターのように仕上げられた滑らかさは逆に退屈とも．．）
・ロードノイズや室内騒音レベルはビッツクラス並であること。
（この点はプリウスも５年前のクルマのためか同程度ですが。）
・安くは無い価格
（この価格は内容を考えれば妥当なものにすぎません。）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験