マニュアル車をしっかり用意してくれるメーカーは、本気でものづくりに取り組んでいるメーカーと考えられるでしょうか？

Question

発売されたマツダのCXー３
SUV車自体にはあまり興味がないのですが、
しっかりと６MTも用意してきました。
マツダは、他にもロードスターやRX8などのピュアスポーツはもちろんのこと、
アクセラやアテンザなどのマツダの看板セダンモデルにもしっかりとMT車を揃えてえきます。

私なら「マツダ」なら、「想定内」の方向性だと思いました。

プリウスやアクア、レクサスには全くマニュアル車を用意してこないトヨタ社とは対照的です
（ハチロクはスポーツカーなのでもちろん用意していますが）

このように見ると、
私感ですが、
MTのクルマ作りにこだわりを見せるメーカーは、
マツダとホンダ、特にマツダはスポーツカー以外にも、主力商品にも積極的にMTを取り入れて、
スポーツバージョンを投入したりします。

ホンダは一時期、タイプRやビートのようにマニュアルを操れる人以外運転させないクルマまで作っていた時代があり、ストイックな時期もありましたが、最近は少し迎合化して、マニュアルに対する探求心は、マツダに追い抜かれた感もあります。

このようなメーカー毎に、マニュアルに対するこだわりというのに、ばらつきがみられますが、
これは社風や社是、本田宗一郎イズムなど、クルマ作りに対するスピリットなどが反映されているのでしょうか？

Answer 1

欧州で売ることが主目的だからでしょう
スピリットなんか無関係

Answer 2

メーカーの戦略であり本気度とかの尺度にはならないと思います。
マツダなどはいまだにMT需要多いヨーロッパに販路を期待しているってことでしょう。

ホンダイズムなんてのは死に絶えたと思いますけどね。

Answer 3

マツダのイメージ戦略としてスポーティーを売りにしている為、マニュアル車を揃えているのと、欧米（特に欧州）市場を主要販売先として開発している為、ミッション車を充実させています。
実際はスポーツカーを作る体力の余力がある会社では有りませんし、スポーツエンジンは有りませんが、運転する楽しさや操る喜びを追究する素晴らしい自動車メーカーだと思いますね。
ロータリーエンジン・ル・マン優勝・ＷＲＣ優勝など過去のイメージを上手く利用しています。

かなり簡単に言ってしまうと、トヨタは世界中に販売網が確立されてますから、生産車がイマイチでも、その車種は売れますが、マツダやスバルは販売力が弱いので、かなり良い車を作らないと選んでもらえない。だから、開発においてのコンセプトや発想が他社より特殊なのです。
ホンダは申し訳ないが、オデッセイやステップワゴンなど90年代ＲＶブームに溺れて、宗一郎ｲｽﾞﾑを失なってしまったと思いますね。
三菱も同じくパジェロやデリカ、シャリオグランディスなど流行りの車に頼り過ぎて開発に特色なく成りましたよね。

Answer 4

社風と言うか、世間がマツダ車に何を求めているかを、良く知っているのでマツダは生き残っていけるのです。
マツダがフォード傘下に入っていたころは、世間がマツダに求めない高級路線の車をチャネル毎に沢山設定して英数字ばかりの車名の車を数え切れないくらいの種類を造って、会社が傾きかけていた頃を省みて今は原点回帰して復活しています。

マツダがホンダやトヨタの真似をした車を造っても、世間は他社に似たようなマツダ車を選択しません。
やはり、今の姿のマツダ車の特徴を支持するのです。
車が他社より安いのは、コストを抑えて無駄な装備は捨てて、きちんと造りこみをしているからこそ、シンプルで効率がいいものが出来きています。

スカイアクティブ技術もハイブリッドなんて使わなくても、ここまでシンプルに追求して効率を上げられる指標を作ったお手本です。CX-3（マニュアル仕様）の経済性・環境性を超えられるハイブリッドが出現できたら。ハイブリッドも価値あるのですが、現実的にまだまだですのでスカイアクティブに軍配が上がっています。
益々のマツダの躍進を期待するばかりです。

Answer 5

それはあなたの偏見と単純に売れるか売れないかコストですよ。
現行のランクルでも当所はMTが設定されましたが、全く売れないのでMCで国内では廃止になっています。
年寄りの需要が高いカローラ、ヴィッツには今でもMTありますし、欧州向けではMT車を生産しています。
スポーツカーだとMTが断然楽しいので当然MTが主流です。
ホンダのタイプRシリーズは、そのままサーキットで走るというストイックなものなので、カッコだけのATは最初から想定されませんでしたし、NA高回転エンジンにATでは宝の持ち腐れで意味がありません。
S660ではCVTとMTとのこと。

そもそも、専用設計でなくトヨタの子会社であるアイシンから既成品のミッションを買っているマツダに「本気でものづくりに取り組んでいる」とは過大評価も甚だしいでしょう。