2013年6月
■2013年6月
アコードがフルモデルチェンジを受け、ハイブリッド専用車になった9代目モデルが登場した。2013年6月21日発売となる。
当初は小型セダンとしてデビューしたアコードも、モデルを重ねるごとにボディが大きくなり、今やアッパーミドルセダンとしても大きめのクルマになっている。今回のモデルも1850mmの全幅は従来とほぼ同じだが、全長やホイールベースは大きく延長されている。これによって後席の空間は大きく拡大された。
外観デザインは端正かつオーソドックスな3BOXセダンで、サイズの大きさ生かした伸び伸びした造形がなされている。真上から見ると中央部が膨らんで前後が絞り込まれたバレルシェイプと呼ぶデザインを採用するのも特徴だ。なお、今回のアコードではステーションワゴンのツアラーはラインナップされていない。
新型アコードはスポーツハイブリッドi-MMD(インテリジェント・マルチ・モード・ドライブ)と呼ぶ2モーターのハイブリッドシステムを搭載する。ホンダが従来からコンパクトカーに採用してきたIMAとは異なる2モーターの本格的なハイブリッドシステムだ。
搭載エンジンは新開発の直列4気筒2.0リッターのLFA型で、アトキンソンサイクルを採用したDOHC i-VTECエンジンとすることで105kW/165N・mの動力性能を効率良く発生する。モーターも新開発のMF8型で124kW/307N・mの高性能を発揮する。システムとして発生できる動力性能は146kWになるという。CVTとの組み合わせで滑らかな走りを実現する。
EVモード、ハイブリッドモード、エンジンモードといった形で走行条件に応じて自在な走りを実現するのが特徴で、自動的に切り換わるモードの変更をドライバーに感じさせないスムーズさだ。これによって上級セダンとしては圧倒的な30.0km/Lの低燃費を実現している。
ハイブリッド用の電池はリチウムイオン電池で、搭載量は1.3kW/hだからプリウス並みだが、リチウムイオン電池は電気の出し入れをする能力に優れるのが特徴。
グレードはLXとEXの2グレードの構成で、全車にクルーズコントロール、スマートキー、8ウェイパワーシート、自動防眩ミラー、インターナビ&オーディオなどの快適装備が用意され、安全装備も7つのSRSエアバッグやEBD付きABS、横滑り防止装置のVSA、LEDヘッドランプFなどが標準となる。
またマルチインフォメーションディスプレーには燃費を始めとする各種の情報が表示され、ECONモードやコーチング機能によって低燃費運転を支援するエコアシスト、17インチアルミホイールも標準だ。
これらの装備に加え、上級グレードのEXには新機能を追加した追突軽減ブレーキのCMBS、アダプティブ・クルーズコントロール+レーンキープ支援システム、本革巻き&木目調コンビステアリングホイールなどが専用装備として用意される。
なお、新型アコードにはハイブリッドのほかにプラグインハイブリッドの設定もある。こちらは主に官公庁や法人ユーザー向けのリースが中心とされる。
プラグインハイブリッドではリチウムイオン電池の搭載量を増やして6.7kW/hとするとともに、この電池に外部から電気の供給を受けることで、EVモードでの走行距離37.6km、プラグインハイブリッド車としての燃費は70.4km/L、電力消費率は9.26km/kWhという性能を確保した。
■2013年12月
アコードがフルモデルチェンジを受け、ハイブリッド専用車になった9代目モデルが登場した。2013年6月21日発売となる。
当初は小型セダンとしてデビューしたアコードも、モデルを重ねるごとにボディが大きくなり、今やアッパーミドルセダンとしても大きめのクルマになっている。今回のモデルも1850mmの全幅は従来とほぼ同じだが、全長やホイールベースは大きく延長されている。これによって後席の空間は大きく拡大された。
外観デザインは端正かつオーソドックスな3BOXセダンで、サイズの大きさ生かした伸び伸びした造形がなされている。真上から見ると中央部が膨らんで前後が絞り込まれたバレルシェイプと呼ぶデザインを採用するのも特徴だ。なお、今回のアコードではステーションワゴンのツアラーはラインナップされていない。
新型アコードはスポーツハイブリッドi-MMD(インテリジェント・マルチ・モード・ドライブ)と呼ぶ2モーターのハイブリッドシステムを搭載する。ホンダが従来からコンパクトカーに採用してきたIMAとは異なる2モーターの本格的なハイブリッドシステムだ。
搭載エンジンは新開発の直列4気筒2.0リッターのLFA型で、アトキンソンサイクルを採用したDOHC i-VTECエンジンとすることで105kW/165N・mの動力性能を効率良く発生する。モーターも新開発のMF8型で124kW/307N・mの高性能を発揮する。システムとして発生できる動力性能は146kWになるという。CVTとの組み合わせで滑らかな走りを実現する。
EVモード、ハイブリッドモード、エンジンモードといった形で走行条件に応じて自在な走りを実現するのが特徴で、自動的に切り換わるモードの変更をドライバーに感じさせないスムーズさだ。これによって上級セダンとしては圧倒的な30.0km/Lの低燃費を実現している。
ハイブリッド用の電池はリチウムイオン電池で、搭載量は1.3kW/hだからプリウス並みだが、リチウムイオン電池は電気の出し入れをする能力に優れるのが特徴。
グレードはLXとEXの2グレードの構成で、全車にクルーズコントロール、スマートキー、8ウェイパワーシート、自動防眩ミラー、インターナビ&オーディオなどの快適装備が用意され、安全装備も7つのSRSエアバッグやEBD付きABS、横滑り防止装置のVSA、LEDヘッドランプFなどが標準となる。
またマルチインフォメーションディスプレーには燃費を始めとする各種の情報が表示され、ECONモードやコーチング機能によって低燃費運転を支援するエコアシスト、17インチアルミホイールも標準だ。
これらの装備に加え、上級グレードのEXには新機能を追加した追突軽減ブレーキのCMBS、アダプティブ・クルーズコントロール+レーンキープ支援システム、本革巻き&木目調コンビステアリングホイールなどが専用装備として用意される。
なお、新型アコードにはハイブリッドのほかにプラグインハイブリッドの設定もある。こちらは主に官公庁や法人ユーザー向けのリースが中心とされる。
プラグインハイブリッドではリチウムイオン電池の搭載量を増やして6.7kW/hとするとともに、この電池に外部から電気の供給を受けることで、EVモードでの走行距離37.6km、プラグインハイブリッド車としての燃費は70.4km/L、電力消費率は9.26km/kWhという性能を確保した。
同年12月20日には衝突軽減ブレーキなどの安全装備を標準装備した新グレード「SX」を設定し、個人ユーザーを対象に台数限定400台でリース販売を開始した。