2015年9月
■2015年9月
フォード・ジャパンは、コンパクトSUVのクーガを一部改良し、2015年9月5日に発売すると発表した。
今回の改良で変更されたのはエンジンで、従来は1.6リッターのエコブーストエンジンのみを搭載していたが、新しいエンジンラインナップは1.5リッターと2.0リッターの2機種のエコブーストエンジンになった。
上級グレードのタイタニアムに搭載される2.0リッターのエコブーストエンジンは、従来に比べて出力/トルクが44kW(60ps)/105N・m向上され、178kW(242ps)/345N・mを発生しながら、燃費を約5%改善した10.0km/Lとした。
ベースグレードのトレンドに搭載される1.5リッターのエコブーストエンジンは、134kW(182ps)/240N・mと従来の1.6リッター並みの動力性能を維持しながら、オートスタート/ストップシステム(アイドリングストップ機能)を装備することなどによって燃費を約34%改善した12.7km/Lとしている。
2機種のエンジンを搭載してグレードごとにそれぞれの特徴を明確化することで、多様化するSUVの幅広いニーズに対応させている。ボディカラーも、クーガの力強く美しいデザインを際立たせるホワイトプラチナム(タイタニアム専用色)とクーガとしては初となる赤系のルビーレッド(トレンド専用色)を新たに加えた。