フォード フォーカス (ハッチバック) 「複雑な電子制御、4輪駆動、サスペンション...」のユーザーレビュー

複雑な電子制御、4輪駆動、サスペンション...

2006.7.2

総評

複雑な電子制御、4輪駆動、サスペンションなどは必要性が薄いということをフォードの車は示してるみたい。
GT40然り。
やはり重量バランスとホイールと路面との関係に尽きるんじゃない？
それを生み出すためのサスペンション、車体剛性か。。。
エンジンはトルク特性で路面ミューをうまく捕らえるように出来ているんじゃんないかな？

ヤマハのFZ-R1というスーパーバイクが出現した時に言われてたことが思い出される、マスの集中化、ね。
重心は低けりゃいいってもんじゃない、とも。
運転手のイメージとシンクロする挙動変化は大事でしょう。
そのチューニングに不確定要素が入りにくい、変化の予想のし易いシンプルで頑丈な車体なのでは？

ドゥカティのトルク特性が路面をしたたかに捕える、というのもあった。
チームRSにはバイクのこと知ってる人がいそうだな。。。

Focus STは全く日常的な車だし、高性能だし、なかなかお洒落だし、特に路面条件が悪くなるほどに他車を置いていけるようなタフさを持っている。
これで燃費さえよけりゃ、それ以上何も望まないです。

全天候の路面上での信頼と、癒し感からの愛着を感じれる、エモーショナルな車ですな。
はっきり言ってこういう車に対しては、あばたもえくぼ、です。

お勧め度を１にしたのは、自分独り占めにしたい希望です！

満足している点

サイドウィンドウが大きくドライビングポジションも高いために、窓全開時の開放感があってうれしい。
その上、車幅があるせいか乗車感もゆったりしてて、なかなか癒し感高し。
ドアの内側取っ手部分のアルミニウムの冷たい手触りがクール。
オレンジ色はかなりお洒落だし内装とのコーディネイトも嫌味無く決まっている。

乗り心地、静粛性、共に及第点。
ウェット路面での接地感が素晴らしい。
意外なことに小回りがとても利き、これにはびっくり。

フロントライト点灯の瞬間にレベライザーが動作するんでしょうか、明かりが一旦上下する動きを見せるのが楽しい。
フロントライト自体の明るさも凄い。
セキュリティ装備も充実。
人感センサーもついてるようで。

全体的にフレンドリーで優しい雰囲気で、堅苦しくお高くとまっている感触は皆無。
ルックス的に少し馬鹿が入っていてグッド。

強力なロードホールディング能力は路面状態に左右されない。
エグゾーストノート格好いい。
過給タービン音はジェット飛行機の滑走を思い起こさせる。

ギアチェンジ、ブレーキ、クラッチ軽い。
ギアはスポスポ決まる。
ギアレシオは本当に自然。
ステアリングホイールの形状良く、硬過ぎず、握りやすい。
レカロシートは適度にタイトで素材感もカジュアルで気楽。
操作感にストレス全くなく、ただ姿勢を正して運転に集中してればいいだけ。
自然にそうしたくなる車だね！

オーディオはブルーズを落ち着いて聴けるし出力に余裕あるし、窓を全開にしていても音量に頼らず雰囲気を演出している。。。バッチぐー！

不満な点

運転席の足元が結構狭くフットレストが入る余裕は無いみたい。
燃費は悪い。
エアコンのコンプレッサーの負荷の大きさを感じる。
低速だと路面状況で乗り心地が悪くなる時もある。
その時は内装もミシミシ鳴っている。

シートのリクライニングがし難く仮眠を取るときに困る。
カップホルダーの使い心地は悪い。
小物入れは少ない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験