2005年11月
■2006年7月
アメリカでは1990年の発売以来、14年連続してSUVのベストセラーを続けている。2代目の現行モデルがデビューしたのは2001年10月で、初代モデルのDNAを引継ぎつつ基本性能をさらに進化させ、「すべての乗員が安全かつ快適にどこにでも行けるアメリカンパワフルSUV」を目指している。オフロードでの走破性を向上させるために、ボディサイズの拡大を最小限に抑えながらも、ホイールベースを初代より伸ばしオーバーハングを短くした。室内は3列シートの7人乗りで、2列目シートは60:40分割可倒式を採用し、用途に応じた多彩なシートアレンジが可能。エンジンはV型6気筒4.0リッターとV型8気筒4.6リッターの2機種。電子制御式のコントロールトラック4WDを採用する。2003年3月には全車の2列目中央シートのシートベルトが2点式から3点式になるなど、仕様変更、装備の追加などが実施された。同年11月からは、アクセルとスロットルを電子制御するETCが全車に採用され、新色が設定された。2005年11月にはフロント部分のデザインが変更されてアメリカンSUVらしい力強さを強調したほか、インテリアもデザインを変更すると同時に快適装備の充実化を図った。搭載エンジンはV型8気筒4.6リッターエンジンが新しい3バルブ仕様になって6速ATと組み合わされ、走りの性能が大きく向上した。2006年7月には手作りで加工したウッドパネルを採用するなどしたプレミアムモデルのスーペリアを追加した。