2003年11月
■2003年11月
従来のブロンコIIの後継モデルとして1990年にデビュー。アメリカでも人気があるSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の代表モデルのひとつだ。1995年にマイナーチェンジを受け、4WDシステムが前後の駆動力配分を自動的に行う4×4オートモードに進化している。1996年には日本仕様として右ハンドル車を設定した。2001年10月には2代目へとバトンタッチ。初代モデルのDNAを引継ぎつつ、基本性能をさらに進化させて「すべての乗員が安全かつ快適にどこにでも行けるアメリカンパワフルSUV」を目指している。オフロードでの走破性を向上させるために、ボディサイズの拡大を最小限に抑えながらも、ホイールベースを初代より伸ばしオーバーハングを短くした。室内は3列シートの7人乗りだ。2列目シートは40:20:40分割可倒式を採用し、用途に応じた多彩なシートアレンジが可能に。エンジンは4リッター V6/4.6リッター V8の2種類が用意されている。2003年3月には全車の2列目中央シートのシートベルトが2点式から3点式に変更されたほか、グレードによって仕様変更、装備の追加などが実施されている。同年11月からは、アクセルとスロットルのリンクを電子制御で行うETC(エレクトロニック・スロットル・コントロール)が全車に採用されたほか、ボディカラーに新色が設定された。