フィアット 500X 「日本の環境に合わない」のユーザーレビュー

日本の環境に合わない

2021.2.26

総評

渋滞が多く、渋滞していなくても、ゴー・ストップの多い日本の環境には向いていない。
DCTは常にギクシャクする傾向にある。
同型車ユーザーは、この点をあまり気にされていないようのなので、私の車の個体差なのかもしれないが、ディーラーであなたの車は正常ですと言われている。
その後、故障経験に記載した、ディーラーでも何が起きているか分かりません宣言を受けて、この車を手放すことになった。

満足している点

ぱっと見がしっかりした感じであること

不満な点

思う通りにあやつれない部分が多すぎること。
特にギア（DCT）と電動パーキング（EPB）関連部分。
例）くだり坂で停車し、EPBを作動させた後で、バックしようとしても、後進ギアが入らずに、坂をくだる。　

デザイン

3

走行性能

1

・ブレーキの質感が悪い。すーっと止まるというのは至難の技。
・コンパクトカーなのに、最小回転半径が、5.5mある。
・オートブレーキホールドは、ある角度以上で自動作動ということなのだが、運転者には作動しているか否かは不明なので、坂ではいつもEPBを作動させることになる。

乗り心地

1

・エンジンは割と静かである。
・すべてをDCTがスポイルする。

積載性

3

・荷室はまあこんなものだろうというところ。
・ナビはついておらず、Uconnectにスマートホンをつないで使うのだが、適当なスマホの置き場がない。ドリンクホルダーに刺して使うスマホホルダーが純正オプションとして売られているくらいである。

燃費

3

・これまでの平均燃費は、12km/L
・ハイオク指定

価格

2

電動革シート、シートヒーター、アダプティブクルーズコントロールなど、いろいろついているので、お得かと思ったのだが、基本性能が問題で帳消しか。

故障経験

後進ギアへ作動の遅さは故障もしくは欠陥だと思っているが、ディーラーは異常ありませんという。
地下駐車場出口の坂道で停車。コインを入れるのにややもたついた後で、Dポジションだがギアはニュートラル。おまけにアクセルを踏んだ途端に電動パーキングはいつもどおりに自動解除され、車は後進した。ディーラー点検の結果、「通信エラーはありますが、当方では内容を把握できません」とのこと。