フィアット 500X 「フィアットのコンパクトSUV 500X Cross」のユーザーレビュー

フィアットのコンパクトSUV 500X Cross

2019.5.20

総評

コンパクトSUVの中で、国産の同型のSUVと比べるとボディサイズはやや小さめなのが特徴。
個人的な見解だが、国産の同型のSUVは外観のデザインに凝りすぎているので、その分収容スペースが犠牲となっている気がしている。
価格を考えると、どうしても国産のSUVに理があるが、自分だったら誰もが乗っている車よりも乗り手の少ない500X Crossをチョイスというのもありだろうと考えてしまう。

満足している点

フィアットでレーンディパーチャーやACC、ブラインドスポットモニターなど最新の電子デバイスが盛り沢山になっていることに驚いた。
レーンディパーチャーは面白いことに、半押しウインカーでレーンチェンジをすると、ちゃんとレーン変更が完了するまでウインカーを焚いてくれる。
ちなみに、以前乗っていたレヴォーグにはその機能は無し。


標準でオートライトも装備されているので、これから先、日本のクルマ事情を考慮したものだと推測される。



新しくなったエンジンは1.3Lの直4マルチエア。
トルクが上がった分、不足感は一切感じられない。
ステアリングは非常に扱いやすいのだが、国産の軽いステアリングに慣れていると重く感じられるかな。
個人的には安定感があって好感が持てた。

不満な点

DCTがまだまだ成熟しきれておらず、VWやAudiに比べると加速時のエンゲージは、まだまだなめらかに感じられない。
また、パドルによるシフトダウンをしてもエンブレがかかるタイミングが遅く、ドライバーとの感覚に大きくズレが生じている。
更には、メーターを見ても今何速になっているかもわからないのは不満点に挙げられる。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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試乗をした日は風が強くて自分のサブカーであるN-BOX+であれば確実に煽られる程度。
この500X Crossは安定性が高くて安心して乗ることが出来る。
サス周りは走行距離が短かったので割愛。

タイヤはBSのトランザT001。
215/55R17が履かれており柔軟性や静粛性に貢献していると感じられる。

積載性

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後部座席が犠牲になっているのかと思いきや十分なスペース。
足を組むことはできないかもしれないが、180cmの自分が十分に座れ、天井も申し分ない。
ただ、背もたれの角度がややキツイかな・・・


見た目はコンパクトだが、リアの積載量は申し分ない。
家族5人で旅行に出かけても十分足りる容量になりそうだ。

燃費

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価格

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故障経験