フィアット 500 (ハッチバック) のみんなの質問

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画像の自動車は昭和レトロな車でしょうか?

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フィアット・パンダの初代ですな。

>昭和レトロな車

イタリア車なので『昭和のセンス』は無関係ですが(古けりゃ何でも『昭和レトロ』ではありません)、強いて言うなら『’70年代末のレトロ』という感じかな、と。

初代パンダは、フィアットが倒産の危機に瀕し、社運をかけて開発したクルマです。
この初代パンダは、『20世紀末のフィアット500』と言われたほどの名車で、欧州ではものすごく売れ、日本でも当時のイタ車としては空前のヒットとなりました。
車体の構造から内装デザインに至るまで非常によく考えられたクルマで、当時実車に乗ってみて、感銘を受けました。

フィアット・『ヌォーバ』500(いわゆるルパンのフィアット)、BMC・ミニ(後のローバー・ミニ)、シトロエン・2CVの様に『モデルチェンジは不要なんじゃないか?』と思わせる完成度でしたが、米国でエアバッグ装着が標準化された時、車体構造上エアバッグを装着することが出来ず、また燃料タンクの搭載位置も新たな法規に対応することが困難で、2003年(平成15年)に生産終了となりました。

尚・・・

※’83年、世界初となるエンジン横置きFF車ベースの4WDシステムを装備した『4x4』というグレードがパンダに追加されました。
横置きFF車の4WD化は今や『常識』ですが、パンダ4WDの登場で、世界中のFF車で安く4WD化が実現出来る様になった、というワケです。(後の三菱・ギャランVR-4/ランサー・エヴォリューション、日産・パルサーGTI-Rなども、このパンダ4x4のアイデアにより実現したものです。)

※波打った複雑な曲面を持たない単純な面構成のスタイリングは、’70年代にシンプルでクリーンなカーデザイン手法を確立し、『折り紙デザイン』と称されたカーデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロの真骨頂という感じですが、このパンダに限っては、重要な理由がありました。
当時倒産の危機に瀕していたフィアットは、設備投資を極限まで削減して新型車を開発する必要がありました。
自動車用の曲面ガラスを成型するには、¥1千万~3千万程度の投資となる金型を作る必要があり、また曲面ガラスは成型後の冷却段階で歪みが出易く、歩留まりが悪化します。(不良率が高まるということ。不良品が出ると、そのコストを良品に上乗せしなければならず、部品単価が上昇します。)
このパンダは全てのガラスが『平ガラス』で出来ており、ガラス製造のコストを最低に抑えつつ、その平ガラスを前提にしたスタイリングが構築されています。
まさに『折り紙デザイン』だから成立したスタイリングと言え、工業意匠(インダストリアル・デザイン)という『学問』の世界では、現在に至るまで非常に高い評価を得ています。

その他の回答 (3件)

  • ジウジアーロ自身が最高傑作と自画自賛する車。
    発売期間は1980年 - 2003年。ただ、最後の5~10年間は先進国でどれだけ売れていたかは不明。
    古い車ではあるがイタ車に対して「昭和レトロ」はふさわしくないないかな。

  • 昭和レトロと思います。

    販売期間は長かったものの、1980年代に流行ったスクエアで直線的なスタイルを持つ名車の一台ですね。

  • 平成15年頃まで販売されていたんじゃないかな。まぁ、昭和も平成もひと昔だな。

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