ダイハツ ムーヴカスタム 「軽の皮を被った高級車と言えるでしょう。先...」のユーザーレビュー

軽の皮を被った高級車と言えるでしょう。先...

2004.12.28

総評

軽の皮を被った高級車と言えるでしょう。先日私から妻へ受け継いだ伝説のＡＤワゴンが終に息を引き取り、代わりに急遽限定発売のＬ(Ｖセレクション)を県内残り１台のところをゲットしました。なぜかＡＤワゴンよりもスムースで、そして広くてリッチに感じ、車としてはクラスアップしたように思われます。妻も当然営業車ルックのＡＤよりも、こっちのほうがお気に入りで買い物や友人たちとの集まりにも積極的になりました。経済性でも優位で、コンパクトリッターカーからミドルセダンまでを望んでいる方には絶対に、軽のほうがお勧めであると思わされる１台です。以前は軽を馬鹿にしていた自分ですが、１ｓｔカーがあまりの食いしん坊なので今では買い物やご近所へはすっかり私も利用しています。乗り心地はゆったりだし、スピード感は余裕あるし、安定感は下手なコンパクトカーよりも上です。軽嫌いの人々もこの機会にぜひどうですか？

満足している点

デザインは他社のソレよりもレベルが上。軽なのに、不思議とラグジュアリーな雰囲気すら漂ってきます。ＮＡにしてはまずまずのパワーフィールで、首都高速などでは全くといっていいほど苦になりません。このエンジンは、貨物のハイゼットにも搭載されているとか・・・。ダイハツの技術水準の高さが伺えます。室内も広大で、ミドルセダンにも引けをとらない開放感があり子供も飽きずに乗っていられると思います。燃費も優秀で、回しまくっても１０ｋｍを切ることはありません。仕事でたまに使うＨ２年式のハイゼットトラックから考えると、同じ軽とは思えないほどの静粛性と安定性、ここ数年の軽の進化は車史上でも注目すべきなのでは。ちゃんと四隅に車輪があり、しっかり走ってしっかり止まってくれるという基本動作が確立されています。最大のポイントは、室内照明の明るさと、細部にまで気を配った配置にあると思います。フロントに、室内灯１個、左右のスポット２個、リア席左右に２個、ラゲージサイドに１個。各々明るさが十分な上、全部照らすと大型トラック並みに明るいです。こういう小さな車では、孤独感を軽減するためにいろいろな工夫がもっとあってしかるべきだと思いますが、これはダイハツの名案といえるでしょう。

不満な点

いかんせん、走りにパンチ力がありません。普段乗っているＥ２５キャラバンと比べてしまうのも何ですが、高速では右車線を積極的に走る事は出来ません。至って普通の車にすぐに追いつかれ煽られてしまいます。軽でターボが良く売れるわけが分かりました。車体剛性の高さと、密閉性が裏目に出てドアの単独開閉が難しい。やさしく閉めるとすぐに半ドア、折角の新車なのにバタバタと操作したくありません。せめてカスタムだけには欲しかった、チルトステアリングの標準化。女性が中心マーケットとすれば、この装備は標準化して当然でしょう。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験