ミライース 良し悪しを客観的に
ミライースで4000km走行しましたので、情報・感想などをできる限り客観的に記載したいと存じます。
グレードは、ミラ
2013.2.13
- 総評
- ミライース 良し悪しを客観的に
ミライースで4000km走行しましたので、情報・感想などをできる限り客観的に記載したいと存じます。
グレードは、ミライース X メモリアルエディション (2WD)です。
■燃費・アイドリングストップ
ミライースは全グレードがアイドリングストップ機能付です。
ガソリンが高い時代ですので、気になるのは燃費ですが、これは使用環境により大きく異なりますので、状況によって期待外れと感じる方もいれば、非常に燃費が良いと感じる方もいるでしょう。
具体的には、信号待ちが多いような都市部、クーラーをつけている夏場、オートエアコンにしている場合、乗車人員が多い、荷物が重い場合などには、燃費が伸びません。これは、軽自動車に限らず、すべての自動車に言える事です。
アイドリングストップは、エンジンが暖まるまで動作開始にはなりません。
要するに冷えているエンジンだと、数キロ走らないと、エンジンはアイドリングストップになりません。しかし、4WDタイプでも、燃費が良いと感じている方は多いようです。
燃費が良い場合と言うのは、乗車人員が運転手1名で、重い荷物なし、車庫から出て、しばらく停止するような事がない道路環境である場合など、要するに、軽い状態で、止まって、走り出すと言う事がほとんどないと、一般道でもリッター22km前後の燃費になります。
高速道路ではもっと燃費が良くなります。
アイドリングストップで燃料の節約にはなりますが、私の場合で2.5%程度の燃費改善です。要するに、燃費にアイドリングストップが貢献する割合は、そんなに高くなく、もともと燃費が良いエンジンと言う事が大きな要因だと存じます。
アイドリングストップが燃費を良くすると言うよりは、アイドリングストップの時には排ガスを出さないので、その分「地球環境に貢献している」と私は考えております。
アイスト中、エアコンは送風になりますが、もともと狭い空間の軽自動車ですので、そんなに影響はありません。
なお、何も言わずダイハツ・ディーラーでエンジンオイル交換すると、初期充填の 0W-20 ではなく、 5W-30 になってしまうので、それで、燃費が少し落ちると言う事もありますので、念のため記載しておきます。
- 満足している点
- 100万円の割には・・・
なかなか良く作られている軽自動車
全グレードで、14インチ エコタイヤ
全グレードで、自発光式デジタルメーター
回生充電
アイドリングストップなのにバッテリーが10000円前後
燃費が良いところ
後席が意外と広く感じられる
■走行性能・タイヤ
安い車なのに、タイヤが全グレード 14インチ と言う事に、とても好感を持てます。
標準タイヤはヨコハマタイヤのミライース専用開発されたエコタイヤ。ブルーアース系統ですので、安い車ですが、必要なところにはお金を掛けていると言えます。(生産が多かった時期はブリヂストンタイヤの場合もあるようです。)
最近の車にはスペアタイヤは無いですが、ミライースも同様で、代わりにパンク修理キットが入ってます。
サスペンションは基本的に韓国製です。既定のタイヤ空気圧が燃費重視で 2.6 なので、その分、固いと感じる方が多いようですが、私にはちょうど良い固さです。
ハンドルのパワーステアリングは電気式。低速時には軽いハンドリングですが、高速時にはそれなりに重くなり、高速安定性も、操作的にも全く問題ありません。
コーナリング性能は、ミニバン並みと言えば良いでしょうか? セダン車に慣れている方は、カーブで膨らむと感じる方もいるようですが、私は問題ありません。ただし、乗車人員が多い場合、荷物が重い場合には、当然ですが、それなりに膨らみます。しかし、これもどんな車でも言える事です。
走行性に関しては、予想していたよりも、登り坂も登りますし、カーブも曲がりますので、高速道路の登り坂以外は問題ありません。
直なところ660ccエンジンですので、高速の登り坂は、速度が上がりません。これはターボのない軽自動車全体に言える事です。
- 不満な点
- 100万円の車なので贅沢は言えませんが・・・
タコメーターが無い
走行音が大きい (静音マットなどで対策すれば小型普通車並みにはなる)
スピーカーの音が悪い (交換や後席に追加などの対策は取れる)
内装がそれなり
朝・太陽に向かって走行すると、ダッシュボードがフロントガラスに映り込む (偏光サングラスで解消)
アームレストが無い (市販品でなんとか対応)
収納が少ない
後席リクライニングが無い
■その他
車内空間は、軽自動車セダンの割には狭苦しくは感じません。後席に至っては広く感じるくらいです。
バッテリーは、アイドリングストップ車専用のM-42バッテリーですが、楽天では10000円前後で購入できるので、ヘタなアイスト車と比較してもバッテリーが高くありません。
減速エネルギーで集中充電することで、燃費を悪くすることなく充電してくれます。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験