ダイハツ ミライース 「鳴り物入りで入ったが・・・ ハリウットの方からブルースさんを呼んだ異例の広告戦略で登場したミラ・イース。 今回、中級グレードのXに試乗させていただきま」のユーザーレビュー

鳴り物入りで入ったが・・・ ハリウットの方からブルースさんを呼んだ異例の広告戦略で登場したミラ・イース。 今回、中級グレードのXに試乗させていただきま

2011.10.29

総評

鳴り物入りで入ったが・・・
ハリウットの方からブルースさんを呼んだ異例の広告戦略で登場したミラ・イース。
今回、中級グレードのXに試乗させていただきました。
当方が試乗したコースは平地の市街地。信号も多い場所でアイドリングストップの恩恵を受けたコースと言えます。
・外観…ミラの派生車種ということで全体的にミラの流れを汲んだ外装。カドの立たない中性的なスタイリング。それが災いしてか、印象が薄いクルマになってしまったのが残念。個人的には初めての試みなのだからもうすこしアクの強い印象的なデザインで良かったと感じます。しかし、前高が低く塊感がありソニカを思わせるスタイリングは好感が持てます。
・内装…フロントシートの造り、言うこと無しだと思います。ただ、リアシートの作りがお粗末な気がいたします。分割折りたたみが出来ず、シート表皮以外はミラバンと変わらないのでは？と思います助手席以外に吊革がありませんコレではプ○ウスより高い後席の乗降性、スペースを生かせないと思います。更に収納が少なくCDプレーヤーしかないというのもどうかと。CD一杯持ってるけど置く場所が無いと嘆くユーザーも多いのでは？ただ、価格を考えるとこんなものかなと。
・動力性能…CVTとアイドリングストップで非常に良好な実燃費を誇るのがウリですが、軽量、低扁平タイヤ、低重心ボディーで走りのポテンシャルは高いですがCVTが全体的にハイギアードな印象でMT車で例えると一速高いギアで加速する感じ。エンジンが着いて行ってないという印象です。そのせいなのか加速でもたつき、ノッキングなのかジャダーなのか終始謎の振動を感じながらの試乗でした。
・装備…Xグレードですが大体90万円。必要最低限の装備があって現時点ベストバイの一台と思います。安全装備（後席は別ですが）も揃っていてお買い物車にはもってこいだと思います。市街地を低速で流す位なら電子制御もサイドエアバッグも要らないでしょう。
・お買い得感…満足できるでしょう。車両価格もベースのミラやエッセ、スズキのアルトとほとんど変わらないのに圧倒的な燃費のよさ。足車、お買い物車、セカンドカーの新たなスタンダードになると期待して５点。
・総評…先進性だけがエコカーではない。元からある技術を熟成させて作ればこうなるという証明になると思います。走りを求める人には物足りないと思いますが、割り切ればかなりオススメできるクルマです。

満足している点

・イースのコンセプトに則った軽量、低燃費、低価格を具現化したクルマ。実用性がコンセプトカーを上回ることに意義があったのでしょう。
・取り回しの良いサイズ。
・試乗車で簡単にリッター20キロ出せる燃費のよさ。
・リッター30キロ出せて車体価格が100万円を切れる希少なクルマ。

不満な点

・後席への配慮が無い。乗用タイプなのだからせめてヘットレストと吊革は付けてほしい。
・ミッション？回生ブレーキシステム？低・中速クルーズ時の振動は何でしょうか？感じたのは自分だけらしいので気のせいだと思いたいです。
・ボディーカラーの設定が薄過ぎる。薄い水色、薄いピンク、薄いイエローの３薄ボディーカラーはどうなんでしょう？折角コンパクトカーなのだからはっきりした色合いのボディーカラーを用意してほしい。
・各所で見られるコスト削減の痕。コンセプトカーとかけ離れた保守的な量産モデルになってしまった。コペンを出した頃を思い出してくれ！ダイハツ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験