エコカーです。
街中に加え、高速道路を乗る機会が増え、燃費のいい車がほしくなり、中古で買いました。そのほかこの車を選んだ理由は次の4つです。
①軽自
2009.9.6
- 総評
- エコカーです。
街中に加え、高速道路を乗る機会が増え、燃費のいい車がほしくなり、中古で買いました。そのほかこの車を選んだ理由は次の4つです。
①軽自動車であること。維持費が安いことに加えて、特に全幅が狭いので、狭い道でのすれ違いや右折する車の脇をすり抜けやすい。軽いので道路を傷つけにくい。(ロードインパクトは車重の3乗だそうです。)
②スーパーインテリジェンス触媒を使っていること。最近の車はよく排気ガスのきれいさを唱っていますが、それは新車のころだけで、どんどん浄化能力は下がっていくそうです。また温まるまでは浄化ができず汚れたガスを出すそうですが、ダイハツの最新触媒は始動時から浄化能力が高く、自己再生能力があり劣化せず、しかもレアメタルの使用量も少ないノーベル賞ものだという記事を読んだことがあります。
③軽最新のエンジン搭載車。エッセから搭載の始まったロングソトロークタイプKF-VEエンジンは他社を含めた軽のエンジンの中で最も設計が新しく、中低速のトルクが高いという評判で、実際に試してみたかった。
④3ドアMTであること。5ドアは剛性UPを伴わない重量増をもたらすので3ドア車がほしかった。話題のCVTは幅広いギア比をとれるのはいいけれど、MTに比べ30kgは重く、エネルギー伝達も劣るので、MTを探していました。また、軽はコストカットの塊なので、同価格の他の5ドアに比べ、2ドア分のコストが他の部分に振り分けられているはずなので、それも魅力的でした。
- 満足している点
- まず挙げたいのが燃費のよさ。時速100km+αで走っても、都市部で走っても20km/lを超えてきます。さすが新エンジン。80kmからも息切れがなく加速していきます。その分低速ではもたつきを感じますが、ギア比の高いセッティングは私の好みです。
後は、タイトルでも書いた、エコであること。排出ガスもきれいで少ないし、軽いので(700kg)道路を傷つけにくい(プリウスの約1/8)。タイヤの減りも少なそう。使う部品数も重さも少ないので省資源。作ったりリサイクルするエネルギーも少ないでしょう。(話題のハイブリットはリサイクルに結構エネルギーを使いそう)
これも前述しましたが、取り回しも楽。切り返しなしで10m幅の道路ならUターンできます。小型車に見劣りしない衝突安全性能も魅力です。
そして価格。新車でも70万以下で買えるとてもコストパフォーマンスの高い車だと思います。
短所に比べ、長所の分量が少ないけど、基本的に愛情と誇りを持って付き合える車です。とても気に入っています。
- 不満な点
- 最大の短所は安全より安楽を優先し始めた企業姿勢。
①象徴的なのが1350mmの室内幅。カップルディスタンスを広げずドアを薄くし、ドアと身体の空間を確保した上でサイド・カーテンエアバッグを設定するなら逆に長所になりそうですが、ダイハツはこれをカップルディスタンス拡大に使ってしまった。結果薄いドアのすぐ傍まで体が迫り、側突されたらどうなるんだろうと心配になります。また、軽は1人乗車が多く、常に50~60㎏以上の錘を右側ギリギリに乗せている状態なのだから、本当は運転席は中央寄りにしたほうが、重心の偏りが減り、アクティブセーフティーの観点からも有利なはずです。
②ライバル社の後追いで、足の出し入れをよくするという売りで前席のドア開口部の下側をえぐり取ってしまったこと。外車はおろか、軽以外でこんな危険なことをしている車はありません。軽く丈夫に作ろうとしたら、開口部はなるべく小さく作らなければならないのに、顧客の安楽になびき、大切な安全を軽視した姿勢が残念でなりません。
③太いAピラー。これに人や側方からの車が隠れてひやっとしたことが何度もあります。太くても形状で対処できそうなのにそうした工夫の跡があまり感じられません。
④ワイパーの拭き残し。左方が見えにくいです。観音開き式ならいいのになあと思います。
⑤ヘッドレストが低い。バンは固定式なので、調整できません。広々感はあるが、これでは追突された時の鞭打ち症がコワイです。私は座面の低くすることで対処しました。
その他、高速走行時のウルサさも短所でしょうが、値段が値段だけに、短所とは言えないかもしれません。私はラバースプレーをタイヤハウスや底面に吹き付けたり、厚めのマットを敷きつめましたが、高速道ではまだまだうるさいです。薄い内装を剥がすと地面が見えるのには驚きましたが、65万の価格を考慮すれば、それはしょうがないのでしょう。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験