ダイハツ シャレード 「関西生まれのイタリアン ２００４年２月、１０年落ち、走行距離７５，０００ｋｍのデ・トマソ(黒)を購入。あれから約３年、間もなく走行距離は１３５，０００」のユーザーレビュー

関西生まれのイタリアン ２００４年２月、１０年落ち、走行距離７５，０００ｋｍのデ・トマソ(黒)を購入。あれから約３年、間もなく走行距離は１３５，０００

2007.1.13

総評

関西生まれのイタリアン
２００４年２月、１０年落ち、走行距離７５，０００ｋｍのデ・トマソ(黒)を購入。あれから約３年、間もなく走行距離は１３５，０００ｋｍに到達しようとしています。毎週のように名古屋と京都を往復し、日々の通勤にも使っています。流石に至る所がくたびれつつありますが、まだまだ最近の車には負けない魅力と実力を持っています。
次の車検まで１年ちょっと。それまでは頑張ってもらいたいですね。

満足している点

１．デザイン‥‥ノーマルのシャレードとは一味違う小粋なデザインには、アレッサンドロ・デ・トマソの心意気が伺えます。控えめながらしっかりとアピールしているエアロ、一瞬「ターボ車か？」と勘違いさせるフードガーニッシュ、チタンを思わせる純正アルミホイール、フロントグリルとリヤハッチに燦然と輝くデ・トマソのエンブレム。実に小粋なイタリアンです。
２．動力性能‥‥ダイハツがアプローズ用として自社開発した１６００ｃｃ直４ＳＯＨＣエンジンは、１２５馬力と必ずしもハイパワーではありませんが、低速域でも十分なトルクを発生します。突き抜けるような伸びよりも、安定した伸びを望む方にお勧めです。もちろん、やる気になればかなり回ってくれます。車重が９００ｋｇと軽量である事も有利です。
３．取り回し‥‥最小回転半径４．５ｍという小回りもさる事ながら、１６５０ｍｍという全幅が生み出す利点は計り知れません。狭い道でもどんどん突き進めます。この車幅でこの動力性能。「衝突安全性」の名の下に肥大化を続ける現在の日本車が持ち得ない「良識」を、この車は持っています。もちろん、４人乗車までなら室内に狭さを感じる事はありません。
４．燃費‥‥ＭＴという事もあって、平均１２～１３ｋｍ／Ｌは走ります。
５．希少性‥‥１年間でデ・トマソ同士で擦れ違う事、５回もありません。カタログモデルでありながら、生産台数は１万台にも満たない「限定車並み」の存在が泣かせます。

不満な点

１．塗装‥‥個体差があるのでしょうが、ルーフの塗装は無残な状態です。
２．故障‥‥１００，０００ｋｍを超えた頃から、クラッチのオイル漏れ→交換、ブレーキシリンダーのトラブル→調整、ギヤボックスの不調→乗せ換え、エンジンマウントのゴムの断裂→交換等々が発生。１３０，０００ｋｍ頃からは、タイミングベルト付近で異音が発生するようになりました(ベルトは１００，０００ｋｍで交換済み)。
３．年式の古さから来る装備の薄さ‥‥エアバックやＡＢＳはありません。衝突安全性などは、最近の車とは比較にならないでしょう。しかしこれは、「車に助けられず、自分の腕を磨く」ためにはむしろいい事だと思っています。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験