シトロエン エグザンティア 「「クセになる」普通に見える車。でも、実は...」のユーザーレビュー

「クセになる」普通に見える車。でも、実は...

2005.11.23

総評

「クセになる」普通に見える車。でも、実は違う（笑）
まるで京のお吸い物。一見どこにでもある吸い物に見えるが、口に含んで広がるその違和感にきっと「普通じゃない！！！」と感じるはず？！その何とも言えない「味」は万人を魅了することは出来ないけれど、好きな人にはたまらなく愛せる。
そんな車が、　≪ｘａｎｔｉａ≫

みなさんの「おすすめ度」が総じて低いのは、きっとそんなせい。私もその一人。
「俺は好きだけど・・・」「私にとっても良いのだが・・・」
その「・・・」に隠された想いは乗らないと分からないし、「一緒に生活しない」と感じられない。じわじわ良さが分かってきて、じわじわ不味いところも感じてしまう。それが自分だけのモノなのか、みんな感じてしまう事なのか、ちょっと悩んでしまう所です。

でも、このレポートを読んでいる方はきっと「・・・」を共有できる人じゃないかな？と思ったり。ま、そんな事を言いながらも私も「おすすめ度は、６」です（笑）

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。
ちょっとでも役に立てたなら嬉しい限りです！では。

満足している点

1.独特な乗り味
他とは違う乗り味。コレがたまらなくクセになる。
料理で言うならば、「美味しい！」ではなく、「何？コレ？！クセになるんですけど（笑）」って感じ。「乗り心地」と言うより「乗り味」が良い☆
だから、ハマル人には限りなくウマイ旨い美味い、と感じます。私はすっかりはまっちゃいました。

2.一目ぼれなエクステリア
本当はアルファ156かスパイダーを買うつもりでした（前車は「ユーノス500」）。夜中にアレーゼ（当時）に行き、こっそりライトに照らされている車に眼を奪われ心も射抜かれてしまいました。その車がxantiaでした。当時も今も、私は欧州車全般が好きです。欧州車の価値やデザイン、雰囲気、そこから醸し出される「味」にどっぷりはまっています。
xantiaとの邂逅のその刹那、私は言葉では言い表しがたい「欧州車像」の典型で且つ普遍をこの車に感じたのでした（特にエクステリア）。車好きな人ならこの微妙で些細な感覚って分かってもらえますよね？そんな訳で、人に「普通のセダンじゃん」「何？80年代の日本車？」とか鼻で笑われてもいいのです。そういう人は306を見て昔のフ○ミリア？と言い、クーペフィアットを見てF○O？って言うと思いますし。

不満な点

1.エアコン
全開しかありません。あったかいか、冷たいか？真冬、真夏はキツイですね。特に真夏はしんどい。隣に乗る人は「茹だる」と言って救いを求めてきます。しかし私にもxantiaくんにもどうしようもありません。エアコンはこの時代のイタフラ車には求めてはいけませんね、残念ながら。

2.サービス店の少なさ
私は、辺境に住んでいます。トラッブたら100kmも離れたディーラーに行かないといけません。普段なら楽しいはずのその道中が冷や汗ものです。xantiaはまだメジャーな車ですが、もっと手のかかる車ならやはり心強い整備工場かﾃﾞｨｰﾗｰが近くにあるのがありがたいですよね。ん？壊れない車を作ったらいい？その通りですよね。でも、そんなに沢山望んではいけません。致命的なトラブルも言われる程、多くはありません。が！！オイル漏れ（滲みとか）は日常茶飯。買われる時はゴムやパッキン、シール系はきちんと診てもらった方がいいですね。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験