シトロエン C3 エアクロスSUV 「オシャレさと実用性を両立した車」のユーザーレビュー

プチ田小海老 プチ田小海老さん

シトロエン C3 エアクロスSUV

グレード:シャイン パッケージ_RHD(EAT_1.2) 2019年式

乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
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積載性
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価格
-

オシャレさと実用性を両立した車

2019.8.17

総評
とにかく内外装のデザインがオシャレ。
それでいて実用性も両立している点が素晴らしいと思います。
オシャレな車を買おうとすると、どうしても2ドアだったり、ラゲッジ容量が少なかったり、リアシートが狭かったり、何かを諦めないといけないケースが多かったのですが、この車は、実用車としての機能をしっかり備えつつも、国産車にはないデザインやキャラクターを持っており、非常に魅力的な車だと思います。もちろん単純にユーティリティだけを追求すれば国産車には敵いませんが、C3で足りなかった部分をしっかりと改善してきていますし、なによりこのデザインとキャラクターは国産車では味わえません。

なんだかんだ不満も書きましたが、僕自身はこの車にベタ惚れをして、即決してしまいました。納車が楽しみです。
満足している点
■ポップでオシャレなデザイン
昨今、つり目ライト&大口グリル&メッキギラギラのオラついた車が流行する中、そうでない車を探そうとすると、どうしてもレトロ系か、女子向けの可愛らしい車になってしまいがち。そんな中、そのどちらの路線に走る訳でもなく、可愛くもありかっこよくもあり、それでいてシトロエンらしさをきっちりと表現している、実に優秀なデザインだと思います。

■明るいインテリア
上級グレードを選ぶと「メトロポリタングレー」という明るい内装になり、随所に散りばめられたオレンジの差し色と相まってとてもオシャレ。ドライバーズシートに座っただけでワクワクした気持ちになります。
決して高価な素材が使われている訳ではありませんが、安っぽさを感じさせないのはデザインの巧みさ故。

■シートは普通
「フランス車のシートは柔らかい」と聞いていましたが、この車に関してはいたって普通です。特段柔らかいというような印象はありません。逆に言えば、初めてフランス車に乗る方でも違和感はないと思います。

■C3から改善された各種ユーティリティ
C3で問題になっていたドリンクホルダーに関しても、フロントドアポケットにしっかりとペットボトルの収まるドリンクホルダーが装備されていたり、また、C3では極小だったグローブボックスもしっかりと車検証入れが収まる大きさに改善されています。その他にも、フロントシートにはアームレストが付いたり、リアシートにはスライド機構やリクライニングやアームレストが装備されたりする等(上級グレードのSHINEのみですが)、ユーティリティ面はC3から大幅に改善されています。
不満な点
■エアバンプがない
初めて見た時は、のっぺりしたサイドビューに若干違和感がありました。「C3の方がまとまっていていいのでは?」とも感じました。が、今はだいぶ見慣れてきて、これはこれで良いのかなとも思えるようになりましたが…。でもやっぱり強いて言えば、C5エアクロスみたいな形状でも良いので、エアバンプはある方が、全体的に引き締まる気がします。

■シートの座り心地
満足とも不満とも挙げられる点としてはシートの座り心地。まぁ普通です。悪い意味でも。フランス車らしさを期待して乗るとがっかりするかもしれません。
以前に試乗したC3のシートは、「もっちり」「ふんわり」としていて、まさにフランス車!という印象で大感動したのですが…。同じC3兄弟なのに不思議です。シート生地の差?あるいはウレタンの違いでしょうか?C3と同じシートにしてもらえたら嬉しいなぁと思います。特にリアシートは、平板で固い感じ、かつホールド感もないので、あまり居住性が良いとは言い難かったです。

■解放感では劣るパノラミックサンルーフ
ここは賛否の分かれるところだとは思いますが、僕は個人的にC3のパノラミックガラスルーフの方が好きです。パノラミックサンルーフは、開閉できるメリットもありつつも、中間に太いバーが入ってしまう為、これが解放感を削ぐ要因になっています。と言うのも、リアシートに座ってサンルーフを眺めてみると、バーより前のガラス部分には、バーそのものが反射してしまう為、あまり景色が見えません。従って実質、バーより後ろのガラスから景色を眺めることになりますので、折角、大きなサンルーフ面積があるのに勿体ないなぁという感じてしまいます。窓を開けて解放感を堪能したい人、外気を積極的に取り入れたい人には、こちらの方が良いかと思いますが、年中エアコンONの温室育ちの私にとっては、ガラスルーフの方が良かったかなぁという気がします。

■価格
SHINEパッケージになんやかんやつけていくと、乗りだし380万に…。これでもナビをつけていないお値段なので(AndroidAutoを利用する前提で)、もしナビもつけたら400万越えに。国産だともう1つ2つ上の車格の車が変えてしまうお値段です。輸入車なので、本国からの輸送コスト等考えると、むしろ良心的なプライスではありますが、国産者と単純比較をするとどうしても割高になってしまう点はあります。これは同車に限らず輸入車全般そうですので、輸入車を買う時点で割り切りが必要かと思います。

■ちょっと使いにくそうなパーキングアシスト
駐車場で空いている場所を見つけると、ハンドル操作を自動で行ってくれる機能が付いているのですが、試乗の時にはディーラーの担当者の方がデモをしようとされましたが、もうまく使いこなせていない感じで、苦戦しながらトライしたものの、結局うまくできず断念されていました。使いこなすには、ちょっとコツが必要そうです。
デザイン

-

走行性能

-

試乗なので、街乗りだけですが、全く不満はありません。C3から車重が増えたことがネガに働くかと思いましたが、プジョーシトロエンではすっかりおなじみの1.2リッターターボは、しっかりと低回転からトルクを発揮するので、日常域では特に不満はありません。納車後は、高速道路や、山道でも走らせてみて、改めてレビューしたいと思います。
乗り心地

-

良くも悪くも普通です。フランス車らしい柔らかさはありません。試乗したグレードがSHINEのパッケージだった為、17インチを履いていたせいもあるかもしれません。以前試乗したC3の方が、ぬめっとした柔らかさがあってフランス車っぽい印象でした。
積載性

-

通常410L、リアシートを前にスライドさせると520Lまで拡大。また、リアシートを倒して、助手席も倒すと、最大で1289Lまで拡大できるとのこと。一応、このセグメントでは最大級の荷室容量だそうです。
我が家(大人2名+小さい子供1名)が普通に利用する分には全く問題ないキャパだと思います。
ちなみにうちはベビーカー(A型)を積みっぱなしにするので、試しに乗せてみましたが、さすがに縦方向はそこまでないので、立てて載せることはできませんでした。寝かせて載せる分には楽勝でした。
燃費

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試乗なのでまだ分かりません。
カタログ値だけで言うと16.4km(JC08モード)なので、やはり国産には敵わないですね。実際購入後走ってみてレビューしたいと思います。
価格

-

故障経験

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