シトロエン C3 「ベストではない。しかし満足点ありの中で不...」のユーザーレビュー

ベストではない。しかし満足点ありの中で不...

2003.6.1

総評

ベストではない。しかし満足点ありの中で不満は無い。

　と、言うのは今（ちょっと落ち着いて来たが）最もホットなこのセグメントの中での話だ。

実際に買うにあたってそこら辺のクルマ達を一通り試乗したのだが、どれも良いと思う。
簡単に比較インプレッションをすると、
１）ルノールーテシア(1.4RXT)
　正直クルマとしての出来は一番良かった。が、ワイパーが左仕様のままだったことと普通の4ATなこと。
２）プジョー206(Style 4AT)
　クルマの出来は良いが、アクセルとブレーキの位置が全く好みにあわなかった。左足ブレーキの人なら不満は無いだろう。強いて言えば神奈川県で異常なぐらい多く見ることか（笑）
３）シトロエンC3(1.4)
　ハッキリ言うと最初のイメージは恐ろしく車高が高いのと加速の悪さに戸惑った。また、非常に安っぽい内装も果たして値段だけの価値があるのか最後まで悩んだ。結局、決めた動機はまだ一度も付き合ったことのないメーカーだったこと。なんとも消極的だ（苦笑）
４）フィアットプント(ELX Speedgear)
　単純明快で面白い。エンジン最高！CVT優秀！コストパフォーマンスも高い。実は最終選考まで残ったのだが、以前もFIATだったことを理由に無念の落選。走るのが好きだが人や荷物を載せる機会がちょくちょくある。日本車以外が良い。などと言う人にはコレはお薦め。ちなみにHLXよりもELXの方が個人的には走りが自然で好みだ。

　と、全くC3を褒めていないがはじめに書いたように買って乗っていくうちに良さが解る（試乗ぐらいではわかりにくい）クルマである。
まずは長距離移動でわかる高速安定性とクラス以上の快適性。そうは言いつつちょっと攻めてみればそれなりに答えてくれるエンジンとアシも持っている。コレはオイシイ。
　一般的には後ろが狭いと言われつつも実際には大の男２人乗せても文句を言われることが全くなかった後席。
　モジュボードをはじめ、非常に便利なスペースユーティリティー。工具などを携帯するとその恩恵が良く解る。
　とにかく燃費を除いてはクルマの基本性能的に非常に優秀な部類に入ると思う。色々な色も選べるので選ぶのも楽しい（争いの元になる？）だろう。ちなみに私はブルーグランパヴォア。親バカですが、良い色です。

満足している点

見た目以上に走りがよい。山でも自分でシフトチェンジすることを怠らなければそこそこ快適。
1.4 4ATでもそれ程きつくはない。
レア度がまだ高い（ちなみに自分は１度も遭遇したことがない）。
なんとドアミラーがリモコンだ！しかも電動で畳める。
モジュボードは思った以上に使える。工具とか簡単な洗車セットを下に入れておけて転がってもトランク内の邪魔にならないので非常に便利。

不満な点

目立ち度的外車感は低い（人によってはお薦めか？！）。
排気量の割に燃費は大したことない。これは設計が古いせいなので仕方ない。ちなみに気にしたことは無いが（苦笑）
ノーズが見えないので感覚が掴みづらい（最近のコンパクトカー全部に言える。見えるのはフィアットプントとルノールーテシアぐらい）。
Aピラーが恐ろしく太くて斜前方が非常に見づらい。
あと、オーディオがとても操作しづらい（これはアゼストの問題）。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験