BOSEアクティブノイズキャンセレーションで遮音材や吸音材無しでも静かな車を作れるのですか？

Question

http://clicccar.com/2013/04/25/218055/

キャデラック SRXクロスオーバーにはこの技術が使われているそうですが、この技術がもっと多くの車に使われる事は無いのでしょうか？
これに似た技術もあるのでしょうか？

Answer 1

これは新しい技術ではありません。
位相の正相と逆相を同時に出すとお互いに打ち消し（キャンセル）合って音が消える理屈です。

これを説明すると長くて難しくなるんですが、、、

たとえば外側と内側が正反対の方向に溝があるタイヤがありますが、理屈は同じです。外側のタイヤノイズと内側のタイヤノイズが逆位相になって消えます。

図書館などでも天井のマイクで雑音を拾って、その位相を反転させた音をスピーカーから出して、静けさをつくるシステムは昔からあります。
BOSEのシステムがとくべつ新しいものではありません。

さて、このシステムは車内の静粛性をつくるためには有効ですが、静かなクルマというのは、単に雑音だけではなく、振動というのもあります。

物理的に音と振動を吸収する遮音材や吸音材のほうがトータルでは勝ってると思います。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
図書館でも使われているような技術でしたか。

Answer 2

説明にもあるように高級車にはよく使われています。
先代のクラウンにも使われています。
アクティブノイズコントロールシステムです。

Answer 3

でも、一見なくても、密の技術を使っています。