A123 Systems による全固体電池の生産開始はまだなのでしょうか？

Question

（↓）下記の URL の 『全固体電池、30年以降か BEVのゲームチェンジャーならず カーボンゼロカー大競争』 という日経の記事によると、
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00878/021700026/?P=2
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00878/021700026/?P=2

『期待できるかポリマー系』の部分の5段落目には、

電池メーカーの米A123 Systems（A123システムズ）は、3元系LIBの正負極材は従来同様としつつ、電解液をアイオニックマテリアルズのポリマー電解質に置き換えた全固体電池を22～23年ごろに自動車メーカー向けに生産開始するという。

と、書かれています。

質問があります。

電池メーカーの米A123 Systems（A123システムズ）は、3元系LIBの正負極材は従来同様としつつ、電解液をアイオニックマテリアルズのポリマー電解質に置き換えた全固体電池を22～23年ごろに自動車メーカー向けに生産開始するという。

の所に出てくる、
『電池メーカーの米A123 Systems（A123システムズ）』とは、
どの様なメーカーなのでしょうか？

また、
電解液をアイオニックマテリアルズのポリマー電解質に置き換えた全固体電池を22～23年ごろに自動車メーカー向けに生産開始するという。
との事ですが、
『22～23年ごろ』と言えば、もうそろそろだと思いますが、
電解液をアイオニックマテリアルズのポリマー電解質に置き換えた全固体電池 というものの生産は、
後、どのぐらいしたら、開始されそうなのでしょうか？

以上の事について教えてください。

Answer 1

A123 Systemsは2001年創業の、マサチューセッツ工科大学発の電池
技術を使ったベンチャー企業。政府の補助金も沢山もらっていた。

2011年に生産・納入した電池を使った車が爆発炎上事故を起こし、
その影響で実質倒産。
https://ja.wikipedia.org/wiki/A123%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%82%BA

2013年に中国系企業の万向集団の傘下に入った。
https://automotive.ten-navi.com/news/9780/


＞全固体電池を22～23年ごろに自動車メーカー向けに生産開始するという。

この手の会社の発表はあまり当てになりません。
あくまでロードマップ（将来計画）で、大体緩々の希望的観測です。
日本メーカーなら発表する計画も確度が高いですが、欧米系は緩い
です。文化の違いと思われます。

自分の勝手な想像ですが、まだ製品レベルの性能が確保できていない
んじゃないでしょうか。（寿命、安定性、安全性など）

全固体電池は開発レベルの製品ならまだしも、市販車に載せられる
レベルだとまだまだ難しいようです。

Answer 2

観測記事はあてになりません。とくに全固体は。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHD032O50T00C21A3000000/
2021/ 3/ 3
日立造船、容量世界最大級の全固体電池を開発
試作品の少量生産を始めた
宇宙用途で需要

こんなの5、6年前に聞いた。
他も時期について、その通りな話は無いです。