BMW X6 「２年程乗ったインプレ。長文。 ■　動力性能 V8 4.4LTT まずまずのパワーでしたが、個人的には感覚がおかしいようで、動力系は多少細工して」のユーザーレビュー

２年程乗ったインプレ。長文。 ■　動力性能 V8 4.4LTT まずまずのパワーでしたが、個人的には感覚がおかしいようで、動力系は多少細工して

2011.3.1

総評

２年程乗ったインプレ。長文。

■　動力性能
V8 4.4LTT まずまずのパワーでしたが、個人的には感覚がおかしいようで、動力系は多少細工しており、現在550～600馬力（629ps 2011/4シャシダイ計測値）。
詳細は整備手帳や、ブログを御覧ください。

2.35Tの巨体ですが0-100km/h 5秒以下で到達しますが、真髄はその先にあり”ふわわ”を超えても怒涛の加速をするクルマです。AWDならではの腹に響く加速と、根本的に重い車重も手伝って危なっかしさは皆無。
ブーストアップしているので、冷却系は気になるところですが、実際の水温油温を監視しつつも、X6Mとほぼ同じ冷却系を装備しているようで余裕があり、サーキットで限界走行をしない限り門愛なし。

■　脚、ステアリング
新規に導入されたフロントのダブル・ウィッシュボーンとリアのエアサスは、非常に滑らかな乗り心地で、車重の重さとタイヤ口径の大きさも手伝ってカナリ良好。コーナリング性能についても、車重からは想像できないと思いますが、他のBMW同様か或いはそれ以上によく曲がります。これはダイナミック・パフォーマンス・コントロールとアダプティブ・ドライブの電気仕掛けの恩恵で、殆どスポーツカーのノリでこの巨体がグイグイ曲がります。

ただ、根本的に重心が高く、ホイールアーチとタイヤの隙間？の見た目が気になって、某車高調を流用し入れてますが、硬すぎずしなやかで、純正のよさを残しつつ、純正時に感じられたぐらぐらした揺れは消滅し、低速域でもしなやかでガッシリ。高速域は非常にフラット。とにかく軽快な脚になりました。物理的にも重心が下がったことによる旋回性能の向上ははっきり認められ、過去に乗っていた一回りも２回りも小さいBMWのような乗り味になってます。

動力系のチューニング後も、この脚は先に逝っといて良かったと思ってます。
ただし、この車種専用の車高調はまだ発売されておらず、EDC未対応で、ワーニングが点灯してます。

アクティブステアリングについては、個人的に以前のE60の頃から２台目ともなりますと馴らされており楽をさせていただいてます。街乗りでは非常にクイックになり切り返しもスイスイですし、高速時にはそれなりにどっしりとしてきますし、シクった際には逆ハン（？）まで切ってくれるそうですが意識することはありません。

■　ブレーキ
ノーマルのブレーキ、悪くありませんが、大幅にパワーアップしているので、街乗り、高速で普通に飛ばして走るぐらいでは、なんとか問題ないレベルですが、超高速からのパニックブレーキ１発はまだしもその直後は不安。なので一部で話題のStopTech BBKを入れました。フロント6Pod 380mm リア4pod 380mm StopTechの特徴は、車種ごと専用設計のピストンによりブレーキのタッチの良さと、リニアな効きが特徴のブレーキです。

いずれにしても、走り曲がり止まることに関しては文句なし。良くないのは燃費くらいですが。500馬力超えてるクルマなので、仕方ないです、割り切りが必要。デカイので機械式のパーキングにもないりません。
初期の個体なので定員４人。これも気に入ってる要素です。このあたり諸々気になる方は最初から選択しないほうが良いでしょう。

満足している点

個性的。数が少なく、他人と被らないところ。
人と同じなものを好まない自分としては満足度が高いです。

天候を選ばず爆発的に速い。。
コーナリング性能（殆どスポーツカー的）

不満な点

あえて上げれば、アメ車的エンジン音。。ガルルルル♪

不満というより個人的には覚悟の上であり、乗り方にもよりますが
街乗り４～５km/l　高速７～８km/l。。　連続ベタ踏み2.5km/l（爆）
※　燃費が気になる方は、最初から乗らないほうが良いです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験