BMW 5シリーズ セダン 「今やＢＭＷの社風に共感出来る人は、日本で...」のユーザーレビュー

今やＢＭＷの社風に共感出来る人は、日本で...

2006.2.19

総評

今やＢＭＷの社風に共感出来る人は、日本では少数でしょう。　どんな車でも普通に走るので、あえて高い金を払ってＢＭＷに付加価値を見出せる人は、限られていると思います。　しかし日本のミニバン全盛の利便性を追求した使い捨ての道具として車に、私は愛着を感じません。　数年で初期性能や塗装劣化するような車をポンポン目先を変えて出す設計思想、同じ車種でも輸出車両と国内車両で安全装備に差をつけたりするやり方の車に、愛着などわきません。私はまだこの車を買い換えるほど、飽きていませんし、乗るほどに愛着も感じています。　昔の車好きとはそういう人をいったのではないでしょうか？　よって、車に見栄を求める人や単なる道具視している人には、この車はあまり推奨出来ません。

満足している点

走りを標榜するＢＭＷらしく、このクラスのサルーンでさえスポーティに走らせてしまう実力に感心。　重量配分を前提としたＦＲレイアウトと太いタイヤを四隅に配した姿から走りを予感させる。　直６エンジンの咆哮を聞きながらコーナーを走るときこの車にして良かったと思う瞬間。　走りに関しては、完成度が高い。さすがアウトバーン育ちだけあり、長いライフスパンや安全性を考慮した設計であり、メンテナンスにより初期の性能を維持出来るし、塗装やﾎﾞﾃﾞｨ剛性劣化の傾向も遅い。　安全デバイスも信頼に足る。

不満な点

同時所有のメルセデスＣ２８０に比べての話で、メルセデスは、運転が楽で不安になる場面が殆どなく安心感を醸し出してくれるが、ＢＭＷはドライバーにある程度の技量を要求してくる。　轍のある路面ではハンドルを取られるし、この大きな車体でも緊張感がある。　ビックサルーンを走らせるのは場所が限られている。以前所有した３１８iの方が、バランスがよく走りが楽しめた。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験