BMW 5シリーズ セダン 「スポーツセダンの代表格」のユーザーレビュー

スポーツセダンの代表格

2022.2.16

総評

G30から、兎に角大きくなってしまい、タイヤも19インチのランフラットです。リヤステアがついて小回りに配慮されたものの、やはり細い道でのすれ違いや、都内の細々した街中だと取り回しに苦労します。一方で、高速や広いワインディングに出れば、BMWの真骨頂。ドライバーを中心に曲がり込んでいく様なハンドリングは、スポーツカー顔負けのもの。移動を楽しくするのがBMW。移動を優雅にするのがメルセデス。移動の疲労を少なくするのがアウディ。3つのメーカーを全て乗って感じる例えです。故障の多さでは、アウディ、BMW、メルセデスの順で多い印象。もちろん個体差もありますが。走りを楽しみたい大人は、BMWで決まりでしょう。

満足している点

F10にも乗りましたが、車内の質感向上は目覚ましいものがありました。アンビエントライトもベンツW213よりもセンスがあったと思います。4気筒の2リッターターボも何のストレスもなく吹け上がり、さすがエンジン屋のエンジンだと納得。

不満な点

やはりランフラットを含めた乗り心地の硬さは、2年乗っても感じました。BMWとはそう言うクルマだと理解するのに、E60、E46、F10、G31、G30と５台も乗り継いで理解しました。なので、自分に合わないだけで、この硬さがBMWなんだと思います。まったり乗るクルマではなく、セダンでも回して走りたい人に向いてます。

デザイン

5

素晴らしい。けど、デカい。

走行性能

5

文句なし。

乗り心地

2

硬い。F10よりは遥かに良くなってるものの、19インチのランフラットは、やはりドタバタする。

積載性

5

セダンなので、ここは普通。

燃費

5

非常に良い。が、BMWは燃費を気にしない人に向いてると思う。

価格

4

今じゃ有り得ないくらいの割引で購入できた。ディーラーのノルマが無い今では、買えなかったと思う。

故障経験

特になし。フロントバンパー左右にあるフォグの所にある黒いヒゲみたいなプラスチック製のフィンが1年で日焼けした。地下駐車場なのに。。