2021年2月
■2021年2月
BMWは、オープンモデルの「4シリーズカブリオレ」を2021年2月25日に発表、同日より販売を開始した。
「4シリーズクーペ」をベースとしたオープントップモデル。キャンバス製ソフトトップは約18秒で開閉可能であり、50km/h以下であれば走行中でも開閉操作を行うことができる。
エクステリアはクーペに準じたもので、大型化された縦型のキドニーグリルを装着。ルーフを閉じた際のサイドビューはクラシカルでスポーティな印象を与え、同時にすぐれた遮音性と断熱性を追求したという。リヤにはスリムなL字型テールライトを採用し、ライトまわりをブラックアウト化している。全長4775㎜×全幅1850㎜×全高1395㎜、ホイールベース2850㎜のボディサイズは4シリーズクーペと変わらない。
「420iカブリオレ」と「420i Mスポーツカブリオレ」には、最高出力135kW(184ps)/5000rpm、最大トルク300Nm/1350~4000rpmを発生する2.0リッター直4ガソリンターボを搭載。BMW M社が手掛けた「M440i xDriveカブリオレ」には、最高出力285kW(387ps)/5800rpm、最大トルク500Nm/1800~5000rpmの3.0リッター直6ガソリンターボエンジンを搭載する。
シャシーについてはサスペンションの取り付け部やアンダーフレームを強化するとともに、高剛性ボディの採用によってロール剛性の強化を実施。また、ルーフを開けた状態での衝突時における安全性能を向上させるため、カブリオレ独自の補強も施されている。
安全機能・運転支援システムは充実。高性能3眼カメラ&レーダー、高性能プロセッサーによって精度と正確性を向上させた運転支援システム「ドライビングアシストプラス」を標準装備する。さらに高速道路の渋滞時においてステアリングから手を離して運転が可能な「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」、「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付き)」、「レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)」、「レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)」などを標準装備している。
車両通信モジュールにより、車両とドライバー、それを取り巻く情報をITネットワークで繋ぐ、「BMWコネクテッド・ドライブ」、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も導入済みだ。
2022年1月1日には価格改定を実施した。
同年7月1日には価格改定を実施した。