BMW M4 GTSのウォーターインジェクションシステムについて

Question

吸気に水を噴射して冷却させてパワーを出す…との事ですが、エンジン内部に水を噴射させた湿度の高い…というか水が混ざった空気を燃焼室に送るのはエンジン内部の劣化やオイルの劣化しやすいのでは…と
浅はかな知識ですので、思ってしまったのですが、どうなのでしょうか？
教えてくださいm(._.)m

Answer 1

ウォーターインジェクションシステムは、
インテーク内に霧状になった水を噴射して、気化熱による冷却効果で、
燃焼室の温度を下げ、ノッキングを抑制しつつ、
高いターボ過給圧と理想的な燃料噴射タイミングを実現し、
結果的にエンジン出力とトルクを高めることが可能になったシステムですが、
実際には水を垂らすわけではなく、水をインジェクターで霧状にするので、
何も問題は出ないですよ。
ただインジェクターの動作不良により、垂れ流し状態になると、
何らかしらの不具合が出るかもしれませんね。
ちなみに5Lのタンクが、全開走行を続けて水が無くなると、
500馬力から出力ダウンしてしまうシステムだそうですね。
エアコンの排水からも水の補充をしているようです。
エンジンの温度管理は、
追加の高温用と低温用の回路をそなえたラジエーターや、
ターボチャージャー冷却用の電動ウォーターポンプも採用されています。

BMW M4 GTS | Water Injection SYSTEM
https://www.youtube.com/watch?v=xLFHFujQeic

質問者からのお礼コメント

有り難うございます
最新の技術はすごいですねー…

Answer 2

そもそものガソリンは、
燃やすと水と二酸化炭素になるので、
少々水を加えても同じことです。