BMWのMパフォーマンスとは？

Question

BMWがMパフォーマンスを作ってM135iがデビューしました。
M135iが出るまでは135iがありました。
BMWにも問い合わせてみました。
全く違う話が聞けました。

一つはM135iは実質的なM1みたいな存在である。
Mのエンジンが使われてM仕様のチューニングがされている。

もう一つはエンジンだけがMのものを使っているだけでエンジンの提供だけで一切Mは関わってない。
M1的な車ですらないとのこと。

しかし実際に走らせてみるとM135iは116iなどとは雲泥の差で全く同じ会社の車とは思えないほどでした。
M135iが出る前には135iがありましたがエンジンと形状以外は全く同じなのですか？
エンジンが違えば走りは全然違ってくるのでしょうか？

Answer 1

M社はBMWのレーシングカー開発専門の子会社となっています。
M135iは、M社のパフォーマンス部門にて設計開発されたパーツを使いBMWが製造するモデルです。
本来のMモデルは、M社のレーシング部門により設計開発製造される車で、販売ネットワークを持たないM社は販売をBMWに委ねています。
M135iはBMW製造のため、M社モデルでは無くBMWモデルとなり、価格設定がM社モデルよりも廉価になっています。
そのため、過去の名車であるM1とは位置付けが違います。

E87に存在した135iは、M135iに搭載されているN55B30Aの先代のN54B30Aというエンジンです。
エンジン仕様はN55B30AもN54B30Aも同一となっていますが、N54B30Aはターボを2機搭載したツインターボになっています。
N55B30Aはターボを1機にした変わりに3気筒ずつ排気を束ねることで、排気の逆流を回避したツインスクロールターボになっています。
N55B30Aは通常306ps,40.9kgmという出力特性ですが、640i,Acrivehybrid7,M135iでは320ps,45.9kgmまでコンピュータ設定が変更となっています。

これからリリースされる予定のM3,M4では、S55B30というN55B30Aエンジンをベースに設計し直したM社コードのエンジンが搭載されます。
M135iがBMWのエンジンのままですから、M3,M4等とはパフォーマンスのレベルは異なります。

ちなみに、BMW製造のMモデルは、M135i以外にM550d xDriveがあります。日本未導入ですけど。

(ken12000011111azさんへ)

質問者からのお礼コメント

良く解りました。
ありがとうございました。

Answer 2

先に投稿されたお二人共正解ですが、こんな質問に答えられ無いカスタマーサービスの方が大問題ですね。

Answer 3

両方共ちょっと違いますね。
通常のMモデルと違いオリジナルのパーツを使っているのではなく、通常のモデルの部品をM社でチューニングして「高性能だが手の届くMの実現を目指した」というのがMパフォーマンスの狙っているところのようです。
M3やM5のように専用のパーツを使えば恐ろしく高価な車になってしまいます、しかしそれでは一般の人は買えません。
一般の人も少し無理をして高性能な車を購入したいという要望が多かったので始めたようです。
いわゆるAudiのSモデルが好評なためそれに対向する意味もあるようです。（AudiにはBMWのMに相当するRSがある）
通常のモデルのパーツを使っているとはいえM社でチューニングしているので普通の120や116とは全く違うと思います。
M社で開発したパーツをつけているだけの車はMスポーツと言われているモデルの事です。
Mパフォーマンスには他にBMW M550d xDriveだけではなくBMW X5 M50dとBMW X6 M50dがあり間もなくM235も発売になります。
ディーゼルモデルは日本には入ってきませんが。
なおM1の直系はM3やM5等の通常のMモデルです。
なおMモデルは以前はM社で製造していましたが、現在はBMWの通常の工場で生産しています。
M社はではインディビジュアルモデルの生産をしています。
恐らく販売台数が多くなったためだと思われます。