日本メーカーはプレミアムブランドでは勝てないのか？

Question

レクサスの年間販売台数は50万台前後でベンツ、BMW、AUDIは150万台前後だそうです。
3倍の売上の差があります。
北米市場ではレクサスはかなり良い勝負していると聞きます。
日本ではほぼ五分五分。
アキュラとインフィニティはレクサスの半分くらいで日本では未だ展開せず。

ただ、御三家はA、B、CLA、GLA、1、2、X1、A1、A3、Q3など安価モデル乱発で相当売れているそうでしてかなり売上を増す要因になっているそうです。
レクサスは安価モデルがCTのみ。（日本では400万なので安価モデルとは言えませんが）
販売台数で不利なのは安価モデルの差だけではないかと思いますが安くて良い車を作らせたら日本は得意分野ではあると思うのですが。
いずれレクサス、アキュラ、インフィニティがドイツ御三家に並ぶようなメーカーになる日はくるのでしょうか？
何が足りないのでしょうか？

Answer 1

＞御三家はA、B、CLA、GLA、1、2、X1、A1、A3、Q3など安価モデル乱発で相当売れているそうでしてかなり売上を増す要因になっているそうです。

まさにその通りです。

Cクラス、3シリーズ、A4にしても、主力エンジンは4気筒化してしまったので、プレミアムに相応しい内容を伴っているとは言い難くなってきています。

ベンツ、BMWはフルラインメーカーですから、そもそも純然たるプレミアムブランドではなかったのですが、廉価モデルを拡充して数を追い始めた結果、ますますプレミアム感は薄れてしまいました。

Audiは、VWの上級グレードです。VWのラインナップには、トヨタでいうクラウン、マジェスタ、センチュリーに相当する車種が事実上ありません（フェートンがあるにはあるが、売れ行きは極度に不振で、もう１２年もモデルチェンジしておらず商品性はゼロに等しい）ので、VWのラインナップを補完するという位置づけです。車種によっては車台やパーツをVWと共用していますが、細かな部分の仕上げや内外装で差別化した相対的に高価格帯の車種をラインナップしています。

レクサスの立場は、Audiに近いと言えます。トヨタのラインナップの上級車種を担うという位置づけなのですが、現時点で国内では特にクラウンが強いので、Audiのように上級車種を一手に引き受けるという形にはなっていません。

今のところ、レクサスは国内では数を追わないマーケティングに徹しているように見えます。割高な価格で徹底したワンプライス、それで時間をかけてブランドイメージを定着させる戦略なのでしょう。
それが吉と出るか凶と出るか、もう少し時を経ないとわかりませんが、強固な財務体質を誇るトヨタでなければ取り得ない戦略であることは間違いありません。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。
ダウンサイジングや環境のためなんて言ってもしょせんはコスト削減ですよね。
過去の栄光だけで安価モデルが売れているような御三家に思えてしまいます。
それでも最上級の車は凄いなあと思いますが。

Answer 2

安価なモデルはそりゃ売れます。
安もん売って、数こなしても無意味です。

ブランド価値が下がります。

数多ければいいなら、プリウスが最強ということになります。
プリウス一つで御三家超えます。

Answer 3

レクサスに足りないものは歴史とストーリーです。
洋服ブランドのラルフローレンと同じですね。
こればっかりは直ぐにどうできるものではありません。
長年の信用から歴史とストーリーが作られていくのです。
故障率の低さはダントツで世界No.1ですからあと50年続けていけば、ジャーマンスリーと肩を並べるブランドに成長するかもしれませんね。
私は大嫌いなメーカーですけど、ヒュンダイも追い上げてきているようです。
日本メーカーもおちおちとしていられませんね。

Answer 4

だってトヨタに400万も出すバカなんて、そんなにいるわけないでしょ(笑)。

Answer 5

アメリカ以外では、量産車メーカーがプレミアムブランドを立ち上げて成功した例はほぼありません。よって、アメリカで成功しているので問題ないと思います。そもそもの目的が販売台数が減ることを見越して、利益率の高い車を造ろうという意味もあるので、廉価なものを普及させることが大きな目的ではありません。

Answer 6

そう御三家は低価格帯を含めた台数
御三家も普及価格帯を含めなければ50万台そこそこですよ

Answer 7

レクサスがプレミアムブランドになれないのは、所詮トヨタだからでしょ。
名前は違えど、中身はトヨタ。

元々別会社だったアウディはVWグループに買収され、今では共通コンポーネントも多々あります。
例えばA3とゴルフはエンジン、駆動系は同じだとしても、普通の人はアウディ=VWと想像しないかと思います。

この違いは何かと考えると、
VWグループとはいえ、アウディ車はアウディというメーカーで作られていること。
レクサスはトヨタで作られてること。
トヨタ傘下としても、レクサスが会社として完全に独立して設計、製造、販売しないとプレミアムブランド化は難しいのでは？

ちなみに、エントリーモデルのCT200はインテリアは安っぽく、エンジン、パワートレーンはプリウスと同じ。
これに400万も払うのは馬鹿馬鹿しいと思いました。やっぱり、頭にトヨタって言うのが横切りますね。
インフィニティもアキュラも同じだと思います。

最後に、メルセデスやBMWは初めからプレミアムブランドであり、ブランド力で何を出しても売れるかと。

Answer 8

メーカーとブランドを比べること自体ナンセンス。

ブランドはメーカーの1部門に過ぎない件。

GMやフォードはメーカー。
キャデラックやリンカーンはブランド。

ま、そゆこと。

Answer 9

むしろ世界レベルでプレミアムブランドを展開してからの
年月を考えれば、猛烈な勢いで追い上げているくらいでしょう。

国内ですら欧州ブランドなら盲目的に賞賛し、
国産車を馬鹿にする連中が多い中で、頑張っていると思います。

あちらは戦前から高級ブランドだった訳ですから、
歴史と伝統で差があるのは仕方ない事。

それでいて最重要マーケットである北米で良い勝負が、
出来ているなら、何も心配する必要は無いのでは。

Answer 10

レクサス？

高級車？

欲しい車がないよ。

まあ、海外ではそこそこ売れているのでよいのでわ。

それに、日本の各メーカーの高級ブランドは海外では、人気がありますよ。

海外で盗難に会う車のトップに、レクサスがなったことがあります。

それに日本車の高級車ブランドは、海外の高級車ブランドに比べて物凄く新しいですからね。

せいぜい、三十数年しかないですが、海外の高級車ブランドは百年くらいありますからね。

伝統の差ですね。

ベンツもBMWも日本国内で四十年以上前の車が現役で走っています。

しかし、レクサスもインフィニティもアキュラも四十年前には存在さえしてなかったですから、やはりそこらへんは難しいかと思います。

駄文、失礼しました。

Answer 11

どのメーカーもDセグメントがビジネスの主体です。
確かにCセグメント車は増えていますが、稼ぎ頭ではありません。
主力のDセグメントで販売量を稼げないのがLEXUSです。
トヨタの車作りと同様に、薄利多売でコスト優先で開発されている限り、ユーザーに本質が見透かされてしまいます。

御三家になるには、トヨタから完全に分離した開発会社にならないと無理でしょう。
自己の車に対しての確固たる拘りが無い限り、何をやっても肩を並べることはできません。

(ken1200001111azさんへ)