クルマについて教えて下さい。 Ｑ１）マツダはなぜ、欧州に強いのでしょうか？ Ｑ２）マツダはスバルに比べて実用性が無いのは事実でしょうか？

Question

Ｑ３）アメリカ人はクルマを「単純に道具としての良し悪しで判断する」
に対して、ヨーロッパ人のクルマに対する認識は？

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11170030456

Answer 1

A1. マツダは欧州に強いと言うよりも，
欧州風の車作りをしていると言うことだと思います。

それは，今に始まった話では無く，
ヨーロッパフォード傘下にあった時代から，
ずっと継続していると思われます。

http://www.mazda.com/ja/about/profile/activity/europe/

実際，欧州では，日本車は人気はありません。
これはマツダも同じことで，欧州市場で，
マツダのシェアは，１％ほどほどです。
なんだかんだ言っても，マツダが売れているのは，
日本，アメリカ，中国です。
最近ではオーストラリアでも人気が上がってきました。

欧州車風の車を作ると言うことは，
本場の欧州車には適いません。
ドイツ車に欧州で勝つのは相当難しいことです。
これはマツダだけで無く，トヨタだって苦戦しています。

欧州は階級社会で，歴史や伝統を大事にしています。
今でも新車販売の70%は，MT車です。
日本のAT天国とは世界が違います。

A2. マツダはデザイン重視の車作りです。
これは，デミオにしても，アクセラにしてもそうで，
実用性よりもスタイルを重視しています。
後部座席に乗ってみればよく分かります。
単純に広さだけで無く，後部座席に座って走行してみると
すぐに分かります。
ただし，運転席の実用性はかなり高いです。
個人的には，国産車ナンバーワンだと思います。
運転する人にとっては最高です。

A3. 先ほども書きましたが，欧州人は，
貴族社会であり，階級社会であり，
新しいモノより古いモノに価値を見いだす社会です。

もっとも，欧州と言っても国によって違いはあるでしょうが。
（日本もアジアと一括りにはできませんよね。）

ドイツで日本車を売ることは，相当大変なことです。
メルセデス，BMW，アウディ，オペル，Eフォード，
全部国産車ですから。
そして，日本車には関税が2.5％かかって，
VATが約20%かかります。

そんな欧州で人気のある国内メーカーは，日産です。
ルノーの影響がやはり大きいです。

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます！

Answer 2

1）初代ファミリアロータリークーペの時代からスパフランコルシャン24Hレースに挑戦していた実績、知名度があるからです。
マツダはドイツ向け輸出が多く、ドイツではいまだに1971年ころのマツダ車が走っているようです。

2）あなたの言う「実用性」とは何でしょう？
言われるようなことを聞いた覚えがありません。
スバルは、軽自動車のスバル360（1958年）で自動車界に参入した会社です。
その後、1966年ころにスバルFF1000で普通車（小型車）の生産を行いました。
マツダは、1957年ころオート三輪と呼ばれた貨物車で出発し、軽自動車のキャロル（1962年）、普通車のファミリア（1963年）を生産しています。
マツダの出発点こそ実用車と呼べるものです。

3）アメリカは「道具の良しあし」と言っても技術革新に全く興味を示しませんでした。
アメリカが自動車界に貢献したことと言えば唯一「T型フォード」の開発ですが、これは車自体の性能ではなく「大量生産技術（マスプロダクション）」が認められたものです。
アメリカは大陸横断という長距離をするため、エンジンの性能向上ではなく排気量増大の道を選び技術革新を怠ってきました。
安かった燃料価格が高騰してくると、燃費の悪いアメ車は燃費のいい日本車の台頭したことに加え2009年のリーマンショックでとどめを刺されビック3が倒産の危機に陥っています。

これに対し、欧州では自動車発祥の地でもありモータースポーツが盛んで、車の性能の向上を競い合っていました。
また、イギリス以外は陸続きであり、外国旅行を車で行う習慣がありました。
イギリスもF-1発祥地であり、郊外にワインディングロードを持っている関係で欧州は車の走行性能の発展を競っていました。

特徴
イギリス車：コーナリング性能、軽車両（1000～1600ｃｃ）が発達した
ドイツ車：実質堅剛、高速性能重視の傾向
フランス車：貨物・貨客の長距離移動、乗り心地重視の傾向
イタリア車：車が美術品扱いで官能的な車。楽観的、鷹揚な面も持つ
を特徴としています。

ことわざ
・アラブの砂漠でロールスロイスの車軸が折れ走行不能に陥る。ロールスロイスがヘリコプターで駆け付け修理。「故障？ロースロイスは故障しません！」
・イタリア車のエンジンからオイルが漏れる。
「オイル漏れ？オイルが入っている証拠だよ」

Answer 3

⑴自動車の本場、欧州で認められてこそ技術力が実証できると言うのがマツダの考え方です。日本車唯一のルマン優勝は有名ですがそれ以外にも色々あります。
例えば、スカイラインGTRが国内レースで50連勝していた1968年、マツダはニュルのレースに参戦し、ポルシェやBMと互角の勝負を繰り広げています。その後、日本に転戦し、スカイラインGTRの連勝記録を止めます。

⑵当初は走行性能と居住性のバランスのとれた車を作っていました。しかし、最近は生き残りのためにブランドの個性として美しいデザインと優れた走行性能の強化にシフトしています。ただ、今の車は車体が大きいので、必要にして十分なスペースは確保されています。

⑶自動車は元々は貴族の乗り物でした。自動車を大量生産し、誰の手にも入るようにしようとしたアメリカのフォードとは少し違います。
アレクサンダー・ヘスケルのようにレースに全財産を賭けた貴族もいてるくらい、貴族のお遊びとして自動車に魅力的を感じていたようです。
もちろん、今は、そこまでではないですが。

Answer 4

ここは日本だからなあ✨
欧州かアメリカに移住するの？
あなたのインプレッサ15年落ちは実用性が高く貴重です。
単なる道具ではありません！

Answer 5

Ｑ１）マツダはなぜ、欧州に強いのでしょうか？
・過去のヨーロッパフォードとの提携にてヨーロッパ市場に浸透したからです。

Ｑ２）マツダはスバルに比べて実用性が無いのは事実でしょうか？
・具体的な実用性が分からないと判断出来ません。今あるのか知らないがMPVなどは積載実用性はあります。

Ｑ３）アメリカ人はクルマを「単純に道具としての良し悪しで判断する」
に対して、ヨーロッパ人のクルマに対する認識は？
・ヨーロッパも多くの人は単純な道具として見ています。一部趣味趣向に主を置く人は世界のどこにでも存在します。

Ｑ２，３などの質問は日本人特有の質問です。それくらい日本人は細かい事にこだわる人種です。
アメリカ人は走れば良いだろうという感覚です。
ヨーロッパ人は経済的に走れば良いだろうという感覚です。
どちらの民族も足回りがどうとか、揺れが大きくて疲れるとか、そういうくだらない事は考えないようです。無論、塗装が傷ついたくらいは気にしないので、カーコンビニクラブのような軽度修理屋も存在しません。

余談、アメリカ人と言う人種は存在しないのでアメリカの思想や思考は簡単には言い表せません。

Answer 6

1.たぶん主様がイメージするほどでは無いと思いますよ。
前提となる比較があった上で相対的にヨーロッパ市場に強いと
言える見方がありますね。

http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2016/201606/160629a.html
https://www.fhi.co.jp/ir/finance/achievement02.html


2.誰がそんなことを言うのでしょうね。
車のニーズも人それぞれだし、メーカーからは用途別に多彩な車が
出ています。 とてもメーカー丸ごとでくくれる話ではない
ですね。

3.米国は生活必需品として必要な環境が多いですから
道具として"売れる"台数が多いことは否めませんが
ステータスや趣味、あるいは惚れて買う層はどこの国でも
同じですよ。 傾向性は違いますけどね。
認識がちょっとズレてると思いますよ。

Answer 7

http://trnauto.blog.jp/archives/5513425.html
2016年上半期（1～6月）
ヨーロッパ自動車販売台数ランキング 車名別トップ100

Answer 8

マツダが欧州に強いなんて初めて聞きましたw

４気筒エンジンなのにロングノーズw機能的デザイン。と云う言葉を知らないんじゃないですか？