アウディ オールロードクワトロ 「町中での使用では、ストレスのたまるエンジ...」のユーザーレビュー

町中での使用では、ストレスのたまるエンジ...

2003.6.16

総評

町中での使用では、ストレスのたまるエンジン特性です。高速道路でそこそこのスピードでといった使用メインにはよい車だと思います。アウディのクワトロという名前に長距離移動での快適さをイメージしていましたが、現実的な速度の移動では、大排気量ＮＡエンジンの車の方が疲れないと思います。セールスマンも言っていましたが、アウディの中ではかなりとばしたくなる車です。
疲れない高速巡航速度は以前乗っていたランドローバーディスカバリーと比べてプラス１５ｋｍ／Ｈといったところです。車の性格を考えるとＶ８・４リッターエンジンの方がお似合いではないかと思いました。そうなら、今でも所有していたかもしれません。個人的には車は高性能ならば楽しいといった価値観を改めるきっかけになった車です。今は、１．９リッターＮＡでＭＴのドイツ車で楽しんでます。

満足している点

車内に一歩踏み入れた瞬間に感じるインテリアの高級・高質感。確実に同セグメントのベンツ・ＢＭＷをしのいでいます。
アルミパーツを上手に使っている内装・外装は秀逸なセンスだと思います。
加速性能は、先行車を追い抜きたいときもそれを瞬時にこなしてくれます。
踏み込む力に対してリニアに立ち上がるブレーキパワーと制動時の安定性が有り、思い通りの減速が出来ます。
暴力的ともいえるエンジンパワーを使う気にさせてくれ、急ハンドル操作でも走行の乱れを抑えてくれるクワトロシステム。
Ｄレンジでもマニュアルモードにすかさず移行できるステアリングのティプトロニックスイッチ。
高級車にふさわしい静粛性。
走行状況に合わせて変更できる、可変車高システム。

不満な点

エンジンフィールでしょう。どうアクセル操作をしてもターボが効く前後でエンジントルクの落差が大きいです。
ＮＡのエンジンのようにスムーズにトルクが立ち上がらないので、速い加速を望むと段付き加速になります。
のんびり走行では欠点は感じないのですが、少し速く走ろうと思うときは、自分の望む加速に必要なアクセル踏み込みの予想がつきません。２０００回転より下では、ターボラグがあり加速感が貧弱で、それを越えると急加速が始まり、疲れます。
静粛性が優れているため車に乗せられている感じもします。
せめてエンジン音が聞こえれば、ドライバビリティーはもっとよくなると思いますが、高級車にエンジン音を求める人はきっと少数派ですね。
重心が高いゆえ高速のカーブでは、ロールが大きく恐怖を感じることがよくあります。車高をもっと下げられるか、ダンパーがもっと硬ければと感じます。
クワトロの名前に過剰な期待をしてはいけないと思います。
標準のカーナビは最悪。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験